22歳日本人の「高いパフォーマンス」 同点弾演出でタイトルに王手…監督が”姿勢”絶賛「特別なもの」

NECナイメヘンの佐野航大が準決勝で同点弾をアシスト
オランダ1部NECナイメヘンは、3月3日に行われたオランダカップ(オランダ杯)準決勝でPSVと対戦して3-2で勝利し、2年ぶりの決勝進出を決めた。この試合に先発出場してNECのMF佐野航大について、ディック・スロイデル監督が称賛した。オランダメディア「VI」が報じている。
佐野はオランダ杯で4試合連続の先発出場を果たす。NECは前半5分に元浦和レッズのFWブラリアン・リンセンのゴールで先制する。しかし、その後はリーグで首位に立つPSVの反撃にあい、同20分までに2点を許して逆転された。
迎えた前半37分、PSVを押し込んでいたNECだがボールがDFにエリア外へクリアーされる。このボールに佐野が反応し、ヘディングでフリーになっていたイスラエル代表DFエリ・ダサにつなぐ。エリ・ダサが右足のボレーシュートを放つと、ボールはゴール左に決まってNECが同点に追い付いた。
NECは後半16分にFWバサル・オナルのゴールで再び勝ち越すと、このリードを守りきってシーソーゲームを制して2大会ぶりの決勝進出を決めた。
スロイデル監督は「このPSVに勝てたことはファンタスティックなことだ」と喜ぶとともに、同点ゴールを演出した佐野を称賛した。「彼が毎日の練習から全力で取り組んでいる様子は特別なものであり、時に試合では出し切れていないことがあった。今、彼は冬の中断期間で見せていた平均的なパフォーマンスよりも高いパフォーマンスを見せている」と基準が上がったと語り、「彼はすべての試合、練習ですべての瞬間に100%で取り組む選手だ」と、その姿勢を絶賛した。
試合終了後には、チームメイト達と歓喜の輪をつくり、「ESPN」のマイクを掴んで歌う姿も見せていた佐野。2年前の決勝ではFW上田綺世を擁するフェイエノールトに0-1で敗れたが、自身にとっても2度目の決勝で悲願のタイトルを獲得できるか注目される。












