交代わずか22秒…浦和20歳が電光石火「フリーすぎて緊張」 3年ぶり得点に「ホッと」

浦和・早川隼平【写真:アフロ】
浦和・早川隼平【写真:アフロ】

早川隼平「やっと点を取れたんで、ホッとしてる気持ちもありました」

 浦和レッズは2月21日、J1百年構想リーグの第3節で横浜F・マリノスと対戦して2-0で勝利した。MF早川隼平が、交代投入からわずか22秒でチームの勝利を決定づける追加点を奪った。

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 後半10分にDF関根貴大のゴールで先制した浦和がリードを保って戦っていた後半38分に、DF石原広教と早川が2枚替えで投入された。その直後、横浜FMのGK木村凌也が右サイドを狙ったキックが短くなり浦和MFマテウス・サヴィオがカット。トップ下に投入され中央でフリーになっていた早川は、オフサイドにならないように動きを合わせてサヴィオからのラストパスを受けると、そのまま木村との1対1を制してゴールした。交代投入からわずか22秒だった。

 早川にとって浦和での公式戦ゴールは2023年4月19日のルヴァンカップ湘南ベルマーレ戦以来。ユースチームに所属しながらの2種登録で、17歳4か月でクラブ史上最年少ゴールを決めた試合以来だった。

 ゴールについて早川は笑みを浮かべながら「逆にフリーすぎて緊張した」と話したが、キャプテンのMF渡邊凌磨からは「ああいうのを決めてくれるから安心感がある」という言葉も掛けられたという。そして「自分としてもやっと点を取れたんで、ホッとしてる気持ちもありました」と振り返った。

 浦和は前節のFC東京戦も1-0のリードを奪って試合を進めたが、後半終了間際に追いつかれてPK戦の末に勝利を逃した。この日のゲームで早川は、ウォーミングアップエリアで林舞輝コーチと細かくコミュニケーションを取っている姿があった。そして「勝っているときの前からのプレスは行く、行かない、もちろん判断がありますけど、疲れている選手がいるので、自分が2個、3個と追ってロングボール蹴らせる意識でした」と振り返った。その後、試合終了間際にはボランチにポジションを移して試合を締めくくった。

 昨シーズンは前半戦に全く出場機会がなく、8月の天皇杯で途中出場されて決勝ゴールに絡んだところから少しずつチャンスをつかんだ。今季は開幕から3試合連続でベンチ入りして2試合に途中出場している。

 2023年のデビュー年にはルヴァン杯のニューヒーロー賞を受賞した。それからファジアーノ岡山への期限付き移籍も経験したプロ4シーズン目、下部組織育ちの20歳はゴールでのアピールにも成功して良い形でのスタートを切っている。

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