不動のボランチをFW起用? 全幅の信頼寄せ…指揮官が見せたユーモア「いいアイデアだね」

ニールセン監督が語る長谷川唯の可能性
なでしこジャパン(日本女子代表)のニルス・ニールセン監督が12日、AFC女子アジアカップに向けたメンバー発表記者会見に臨んだ。キャプテンであるMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)の起用法について、指揮官らしいユーモアを交えつつ持論を展開した。
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会見では、長谷川の類まれな攻撃センスを最前線で活かすべく「トップ(FW)や2列目に使う手はないか?」という問いが飛んだ。これに対し、ニールセン監督は表情を緩ませながら、ユーモアを交えて回答した。
「それはいいアイデアだね」
冗談めかして応じたニールセン監督。就任以来、ボランチとしての起用し続ける彼女への全幅の信頼がある。長谷川の最大の武器を「どこに走ればチャンスをしっかり作れるかという見極めや、賢さ」であると高く評価しているとし、ゴールが必要な際にはより高い位置でのプレーも選択肢にはあるというが、現状の起用法は変わらぬことが透けて見える。
所属するマンチェスター・シティではボランチやアンカーなど中盤で重要な役割を果たしている。インテンシティの高いリーグでも攻守に存在感を示している長谷川。代表チームにおいてもその能力が重要視されている。
「ストライカーまでいってしまうと、彼女の良さを最大限に引き出せない」
長谷川をストライカーとして起用する案について、最後に端的な回答を述べた。フィニッシャーとしての能力を認めつつも、圧倒的な対人の強さとボール奪取能力を誇り、かつゲームメイクができる長谷川を、あえてゴール前に縛り付けるのは、チーム全体のバランスを考えれば得策ではない。
中盤で広範囲に網を張り、守備から攻撃へのスイッチを自由自在に切り替える彼女の能力こそが、今のなでしこの心臓部となっている。今大会に向けて「新しい歴史を作っていきたい」と決意を語った指揮官のもと、背番号14がピッチの中央でタクトを振り、アジアの頂点に立つ日はもうすぐだ。
(砂坂美紀 / Miki Sunasaka)




















