先発抜擢で流れ断ち切る一撃「狙い通り」 川崎の2番継承も「番号でサッカーをするわけじゃない」

松長根悠仁が川崎初ゴールを決めた
川崎フロンターレは2月8日、明治安田J1百年構想リーグの開幕戦で柏レイソルとホームで対戦し、5-3で勝利した。開幕スタメンを勝ち取り、チームの4点目を決めたのがDF松長根悠仁。今季から背番号2を背負う、21歳の生え抜きDFが「狙い通りです」と会心の一撃を振り勝った。
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嫌な流れを断ち切る一撃だった。前半を3-1で折り返し、1点差に迫られた後半23分。左サイドのコーナーキックをMF脇坂泰斗が蹴り込むと、フリーで合わせてネットを揺らした。柏戦に向けて準備してきたセットプレーから、「めっちゃいいボールが来て、決めないとやばいなと思いながら。狙い通りです」と喜んだ。等々力のファン・サポーターも松長根の一撃に歓喜。後半からギアを上げた柏の勢いを跳ね返すゴールとなった。
本職はサイドバックながらも、新加入のDF谷口栄斗とCBでコンビを組み、勝利に貢献。長谷部茂利監督は「キャンプからアピールの部分が非常に良かったですし、プレーそのものも良かった。今日のチャンスを彼自身が掴んだ。私だけでなく、コーチからも選手からも信頼を得ての出場だったと思います」と先発に抜擢した理由を語った。
昨季は川崎が提携するJ3福島ユナイテッドFCでプレーした松長根。ルヴァンカップ2回戦で柏と対戦し、2-3で敗れた経験もある。それだけに「ある程度のイメージはできていましたし、頭の中では、こうしたらいいなというのは考えていました」と振り返る。3失点目に絡んだ場面には反省の言葉を並べながらも、「まだまだ頑張ります」と前を向いた。
「(攻撃を)受けすぎると後手後手になってしまうので、どこかで食い止めなきゃいけないとは思っていました。(柏の)勢いもあったので難しかったです」
今季背負うのは、昨季途中まで川崎に在籍したDF高井幸大(ボルシアMG)や、DF登里享平(セレッソ大阪)が背負ってきた背番号2。それでも「番号でサッカーをするわけじゃないので、気にせずやりたい」と、自分らしくプレーしていきたいと話す。この試合でもピッチを叩き、感情を露わにする場面が印象的だった。松長根らしく、新たな2番像へと塗り替えていく。
失点に絡みながらも、等々力での初ゴールで挽回した松長根。嬉しい川崎初ゴールは「サポーターに捧げたいです」。21歳の生え抜きDFが、川崎のDFリーダーへと成長していく。



















