槙野監督、円陣で熱弁「結果で返さなきゃ」 J3に黒星…下剋上許し「不名誉な記録を変えられるよう」

槙野監督「自分たちがやりたいようなことは90分できなかった」
J2の藤枝MYFCは2月8日、明治安田J2・J3百年構想リーグ第1節で、ホームでJ3のFC岐阜と対戦し、0-2で敗れた。今季から就任した槙野智章監督は、開幕戦での白星発進とはならず、指揮官としてのJリーグ公式戦初勝利はお預け。試合後の会見では、「敗戦は認めなければいけないと思います」などと総括した。
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藤枝はU-23日本代表でアジアカップ制覇に貢献したDF永野修都、昨季まで松本山雅FCでキャプテンを務めたFW菊井悠介ら新戦力が先発。前半は試合の主導権を握っていたが、同39分にDF楠本卓海がペナルティーエリア内で死角から来たMF荒木大吾を蹴ってしまい、PKを献上。これを荒木に決められ先制を許した。
そのままビハインドで試合を折り返すと、後半は逆に岐阜のカウンターに苦しむ展開に。GK北村海チディの好セーブなどで凌ぐと、槙野監督も大きなリアクションで選手たちに指示を送った。しかし、同30分に永野がブロックしたこぼれ球をFW川本梨誉が右足ミドル。追加点を決めた岐阜が、2-0で逃げ切った。
黒のスーツに黒のシャツ、黒のネクタイというコーディネートで指揮をとった槙野監督。試合後の会見場に現れると、「敗戦は認めなければいけないと思います。自分たちがやりたいようなことというのは90分できなかった。反省点の多い、ただ、収穫の多い試合だったかなと思います。以上です」と総括した。
この試合は百年構想リーグで、J2がJ3に敗れた最初の試合となってしまった。J2とJ3がごちゃ混ぜという前代未聞の戦いとなるが、「難しさはないです。一試合一試合どんな相手でも勝つことしか考えていないですし、その不名誉な記録みたいなものを、新しくいい記録に変えられるように頑張ります」と語った。
また、試合終了のホイッスルが鳴ると、選手たちと円陣を組んで熱く語りかけた。その内容について「選手たちには言ったので、ここであえて言うことではないと思いますけども」としながら、「多くの方が来ていたなかで、やっぱり俺たちは結果で返さなきゃいけないというところは言いました」と明かした。
槙野監督は現役時代、サンフレッチェ広島、FCケルン、浦和レッズ、ヴィッセル神戸で活躍。日本代表としても2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)を含む国際Aマッチ38試合に出場。2022年限りで現役引退後、2023年は神奈川1部の品川CCでセカンドチーム監督、昨年は同トップチームの指揮官を務めていた。
昨年12月にはJFA Proライセンスを取得し、同12日に藤枝の監督就任が発表された。就任会見では「UBAU」をテーマに、「ボールを奪う。ゴールを奪う。勝ち点を奪う。ファンのハートを奪う」と戦術面について言及。選手時代に長く過ごしたミハイロ・ペトロヴィッチ監督と違う攻撃的サッカーを掲げていた。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



















