常勝軍団に見えた課題「去年から残っている」 数的不利で勝ち点1も…鈴木優磨が示した危機感

鈴木優磨が課題に言及【写真:増田美咲】
鈴木優磨が課題に言及【写真:増田美咲】

鹿島は前半41分にMF三竿健斗が一発退場した

 J1リーグ昨季王者の鹿島アントラーズは明治安田J1百年構想リーグEASTの開幕戦でFC東京に1-1からのPK戦で敗れ、勝ち点1からのスタートとなった。FW鈴木優磨は昨季から続くチームの課題について言及した。

【PR】ABEMA de DAZN、2/6開幕『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』全試合生配信!毎節厳選6試合は無料!

 鹿島は敵地、味の素スタジアムに乗り込んでの開幕戦。雪が舞うなかで始まった一戦は前半41分、MF三竿健斗の一発退場を契機に大きく動いた。直後にMF遠藤渓太が直接FK決めてFC東京が先制。すると、鹿島もわずか2分後に韓国代表DFキム・テヒョンが得点を奪った。

 後半はFC東京が鹿島を押し込む時間が長くなったが、スコアは動かず1−1のまま90分を終えた。結果としてはPK戦を制したFC東京が勝ち点2、敗れた鹿島が勝ち点1を持ち帰る結果に。鹿島としては数的不利のなかで勝ち点1をもぎ取った形だが、9年ぶりにチャンピオンとして迎えた新シーズンを最高のスタートで飾ることはできなかった。

 やはりJ1最多9度の優勝を誇る常勝軍団は常に上を見据えている。鈴木は試合後、優勝した昨季から抱える問題が残っていると口にした。

「去年からの課題で、後ろと前の距離が遠くなる状況は多々あった。退場を抜きにしても、そこはやっぱり全員でカバーしてやっていかないといけないと思います。質という部分では退場者を出すまでにゴール前になかなか迫れなかった」

 昨季得点王のレオ・セアラ、リーグMVPのGK早川友基など昨季の主力が揃って残留し、チーム力のベースは維持したはずだった。しかし、この日はチームとしてのまとまりを欠き、相手に脅威を与える攻撃を見せることはできなかった。

「ボールがなかなか入ってこない。でもやっぱりこれはチームとしてやり続けていかないといけない。試合での成功体験を出していかないと良くなっていかない部分だと思うので、忍耐強くやる必要がある」

 鹿島の攻撃を牽引する鈴木は王者の座にあぐらをかくことなく、強さに磨きをかけることへの意欲をむき出しにしていた。

(石川 遼 / Ryo Ishikawa)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング