浦和の新キャプテン「1つだけ伝えたかった」 前日に選手だけでミーティング…「そこが生命線」

今季から浦和のキャプテンを務める渡邊凌磨【写真:徳原隆元】
今季から浦和のキャプテンを務める渡邊凌磨【写真:徳原隆元】

主将のMF渡邊凌磨、副主将のDF 宮本優太が振り返った

 浦和レッズは2月7日のJ1百年構想リーグの開幕戦でジェフユナイテッド千葉に2-0で勝利した。今季からキャプテンを務めるMF渡邊凌磨には「1つだけみんなに伝えたかったこと」という、開幕戦にあたって選手ミーティングで話したことがあった。

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 浦和は今季に向け渡邊がキャプテンに就任し、京都サンガF.C.への期限付き移籍から復帰したDF宮本優太と前橋育英高校時代に渡邊の1学年下で共闘していたMF金子拓郎が副キャプテンを務める。その3人は開幕戦にそろってスタメン出場した。浦和は攻撃から守備への素早い切り替えを見せる場面が多く、敵陣でボールを奪い返す場面を多く作った。

 渡邊はこの開幕戦に向け、新キャプテンとして「1つだけみんなに伝えたかったことは、どんなにミスしてもいいから、切り替えだけしっかりやろうということ。そこが生命線だと思うし、失点した時も落ちずにやろうねっていうことは、前日に選手だけでミーティングをやった時にも話をしたので、それが少しでもいい切り替えとか、そういうところにつながってればいいと思う」と、選手たちに投げかけたことを明かした。

 雪が降る中でオレンジ色のカラーボールも採用される環境だったが、浦和は前半12分までの2得点で試合を優位に運んだ。今季から取り組んでいるブロックを組んだところからハイプレスにつなげる守備はまだ発展途上で、マチェイ・スコルジャ監督も「ハイプレスでのミスから危険な場面が生まれました。ミドルブロックからのプレスは本日、あまり効果的ではありませんでした」と話し、セットプレーからの守備は相手DF髙橋壱晟のミドルがゴールポストに当たった場面を「我々が幸運だった」と振り返った。2-0のスコアが示すほど盤石な内容ではなかった。

 それでも渡邊は「課題はある程度、選手の中で明確になってると思うし、まだまだやらなきゃいけない部分は多い。選手間でのコミュニケーションが今、ものすごい増えているので、その辺が1試合1試合やるごとに反省しながら成長してっていうのを勝ちながらやることが一番大事」と、前向きに捉える部分が多いと話す。

 また、宮本も昨季の浦和がアウェー19試合で3勝だったことを踏まえて「開幕戦も大事ですけど、アウェーでしっかり無失点と複数得点で勝てたのは、やっぱり昨年の浦和にとって足りなかった部分だと思うので、そこは相手がどのチームだったからとかじゃなく、自分たちにプラスに働いていいことだと思うので前向きに受け入れたい」と、初戦の勝利を振り返った。

 ボランチでMFサミュエル・グスタフソンが欠場したこともあり、後方からのポゼッションにも課題を残した側面はあるものの、DF根本健太から左サイドを経由してチャンスを連続させる良い場面もあった。前向きな要素と課題と双方が多く見られた中で、浦和は6シーズンぶりにリーグ戦のシーズン開幕戦を勝利で飾った。これが18試合の短期決戦でスタートダッシュにつながる勢いを生み出すのか注目される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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