W杯メンバー入りへ…逸材20歳は「日本には珍しい」 代表OBが太鼓判「可能性もある」

【専門家の目|ハーフナー・マイク】FW後藤啓介は得点ランク3位
ベルギー1部シント=トロイデンがリーグ2位と躍進している。2017年11月に日本企業が経営権を取得して以降、初となる上位6チームによる「プレーオフ1」進出が現実味を帯びている。現役時代は194センチの長身を生かし、オランダ1部リーグで通算51得点を挙げた元日本代表FWハーフナー・マイク氏は、今季アンデルレヒトから期限付きで加入した日本代表FW後藤啓介について言及。自身と同じ、20歳の長身ストライカーを高く評価した。
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1月24日に行われたリーグ第22節のラ・ルヴィエール戦。1-1で迎えた後半34分、相手のセットプレーのために自陣に戻っていた後藤が、味方の落としを受けると、アウトサイドで鮮やかなロングパスを前線へ供給。これを受けたディウフが決勝点をマークし、美しいアシストで2-1の勝利に貢献した。ついに首位のサンジロワーズに勝ち点1差まで迫った中、現在8得点で得点ランク3位につける20歳のストライカーをどのように見ているのだろうか。
「ボールも集まってくるし、ウイングに強力な選手がいてどんどんクロスも入ってくる中で、しっかり合わせられるのはすごく評価に値するポイントかなと思います。守備への切り替えも早いし、おそらく監督からも言われてると思いますけど、しっかり真ん中にいることができる。最近では他のチームから警戒されているので彼がマークを引き連れて、空いた選手がゴールを決めるシーンもある。彼が得点を決めてきたからこそ、この順位にいると思います」
特徴的なのが、全8ゴール(PK1点を含む)がワンタッチで決めていること。身長191センチの長いリーチを生かしたプレーで、ゴール前で存在感を放っている。
「ほぼほぼワンタッチですよね。クロスの入り方など、相手の前に出る瞬間的な駆け引きがいいなと思いますね。ゴールを見ていてもそうですけど、何よりゴールを取るべきところにしっかりいる。DFの間に入ったり、センターバックがマークを付ききれない所に自分の体を置いたり、駆け引きがうまいなと思います。日本には珍しいタイプだと思います」
一方、さらなる伸び代も感じている。11月に日本代表に初招集された際の体重は78キロ。後藤自身も「筋力は上げていかなきゃいけない」と話しているように、目標に掲げる北中米ワールドカップのメンバーに入るにはフィジカル強化は必要不可欠だ。
「やっぱり、もっとゴールのバリエーションが多い方がいいなとは思います。もちろん、鍛えてはいるだろうし、僕もオランダでそうだったんですけど、筋肉がもっとつけば、相手を背負うプレーだったり、他のプレーも安定する。ゴールを取れる幅がさらに広がれば、彼にとってもプラス。伊藤選手だったり、日本人の選手たちが見てくれているのもありますし、DFラインの裏に抜け出すシーンとかもあるので、ああいうのが決まりだすと、もっと得点は伸ばせる。(ヴォルフスブルクに移籍した)塩貝選手もそうですけど、若い選手がW杯メンバーに入る可能性もあるかなと思います」
現在4連勝と好調を維持するシント=トロイデン。そのチームを若きストライカーが牽引している。




















