欧州で快挙目前…大変貌の24歳は「目立っている」 代表OBも驚愕「3人ぐらいいたんじゃ」

【専門家の目|ハーフナー・マイク】STVVの中盤を支える山本理仁
ベルギー1部シント=トロイデンがリーグ2位と躍進している。2017年11月に日本企業が経営権を取得して以降、初となる上位6チームによる「プレーオフ1」進出が現実味を帯びている。ヴァンフォーレ甲府などで活躍し、オランダ1部リーグで通算51得点を挙げた元日本代表FWハーフナー・マイク氏は、躍進の理由に24歳MF山本理仁の成長を挙げた。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
◇ ◇ ◇
1月24日に行われたリーグ第22節のラ・ルヴィエール戦は2-1で勝利し、4連勝を達成。ついに首位のサンジロワーズに勝ち点1差まで迫った。昨季はプレーオフ3(13〜16位)の最終節でギリギリ残留を決めたチームが、なぜ変わったのか。この一戦は累積警告で出場停止だったが、ハーフナー氏は山本理仁の進化に注目した。
「山本選手がすごい目立っていますね。2024年のパリ五輪に出ていましたけど、あの時と比べたら、プレーの幅が格段と広がっていますね。元々、左足のキックがうまい攻撃的なボランチの印象がありましたけど、(18日の)ルーベン戦は体を投げ出してスライディングしたり、本当3人ぐらいいたんじゃないかっていうぐらい運動量もありましたね」
特に成長を感じるのが、『うまい選手』から『強い選手』への変貌だ。これまでは線が細いイメージが拭えなかったが、欧州3シーズン目を迎えた今季は力強さが加わった。
「相手がしがみついてきても倒れない場面があったり、明らかに体がゴツくなりましたよね。パリ五輪の時はまだ華奢で『うまい選手』という印象でしたけど、今はすごく体が太くなって、相手の外国人選手にも全然負けていなかった。そこに運動量も加わって、ゴール前にも顔を出せるし、総合力の高い選手になったと思います」
今季のシント=トロイデンはリーグ4位の53.5%のポゼッション率を記録するなど、攻撃をしっかり組み立てるのが特徴だ。その中心を担うのが、トップ下の伊藤涼太郎、アブドゥライェ・シッサコ、そして山本の中盤3人だ。
「今年はやっぱりチームのポジションがはまっている。トップ下の伊藤選手がここまで6得点取っていますけど、本当にやりやすそうだなと。彼のアイデアは豊富ですし、その連動した動きを山本選手がしっかり見ているし、中盤の3人で試合を支配している。そこにムヤ選手とセバウィ選手というウイングが絡んでくる。本当にメンツが揃っているなと思っています」
プレーオフ1進出まであと3勝と迫っているシント=トロイデン。その中心には背番号6がいる。

ハーフナー・マイク
ハーフナー・マイク/1987年5月20日生まれ、広島県広島市出身。2006年に横浜F・マリノスの下部組織から昇格。福岡、鳥栖への期限付き移籍を経て、2010年に甲府に完全移籍。2011年にJ1で日本人トップの17得点を挙げ、日本代表に初選出。2012年1月にオランダ1部フィテッセに移籍。スペイン1部コルドバ、フィンランド1部ヘルシンキを経て、15-16シーズンはオランダ1部デン・ハーグに加入し、16得点を記録。その後は神戸や仙台などを経て、2022年に現役引退。日本代表は通算18試合4得点。現在はJ2甲府のクラブアンバサダーに就任し、ホームタウン活動やスクールコーチを務めている。




















