移籍で戦々恐々「よくSNSなどで」 川崎の儀式に…不安の苦笑い「なるべくやりたくは」

福岡から川崎に加入した紺野和也【写真:河合 拓】
福岡から川崎に加入した紺野和也【写真:河合 拓】

川崎の紺野和也「あまり得意ではないので、できる限りのことを頑張ろうかな」

 対戦相手に警戒されてきた福岡の小兵が、新天地を求めた。昨シーズン、アビスパ福岡でリーグ戦36試合3得点を挙げたMF紺野和也が、今オフに川崎フロンターレへ移籍。1月6日のチーム始動日の練習では、集まった300人を越えるファンの前で汗を流した。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 練習後、取材に応じ「すごく楽しくトレーニングができたと思います」と初練習の感想を口にした紺野は、移籍の決め手になったことを問われると「フロンターレでプレーしてみたいという気持ちがあったのと、監督が茂さん(長谷部茂利監督)だったことも、もちろんありました」と、福岡時代に共闘した監督の存在を挙げた。

 そんな長谷部監督の率いる川崎だが、昨季はリーグワースト3位の57失点を喫した。外から長谷場監督の率いる川崎を見ていた紺野は「アビスパのときはけっこう、堅い守備で1-0だったり0-0の試合が多かったのですが、去年のフロンターレを見ていたら、得点数はJリーグで1位でしたが、失点も多かったので。去年1年である程度、選手も茂さんがどういうスタイルかは分かったと思いますし、新しく選手も来て、守備も堅くなれば、得点は絶対に取れると思うので、そうしたら上位に食い込んでいけるんじゃないかなと思います」と、順位を上げるカギに失点を減らすことを挙げた。

「攻撃の選手なので、ゴールだったり、アシストだったり、チャンスメイクのところにこだわってやりたいです。みんなすごい技術が高いので、そこは自分のもっともっと成長できるポイントだと思うので、日々の練習から吸収していきたいと思います」と言う紺野だが、「2年やっていたので、ある程度、どういう守備の考えかは分かっているので、底は守備でも貢献したいです」と、福岡時代を経験しているだけに長谷部監督が求める守備をこなす自信も見せた。

 ピッチ内での適応に自信を見せる紺野だが、ピッチ外での要求にはやや不安があるようだ。川崎は、選手が様々なファンサービスや広報活動をすることでも知られる。MF家長昭博が大宮アルディージャから加入した直後に、バナナのかぶり物をかぶった姿はファンや関係者を驚かせた。

 ピッチ外での川崎の選手たちの活躍ぶりについて、紺野は「よくSNSなどで回って来て見ていました」と苦笑し、「頑張るしかないかな。あまり得意ではないので、できる限りのことを頑張ろうかなと思います。……なるべくやりたくはないのですが、頑張ります」と、この日、一番小さな声で覚悟を決めた様子だった。

(河合 拓 / Taku Kawai)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング