J2徳島、ゲルト・エンゲルス監督の就任を発表「嬉しく思うと同時に身の引き締まる思い」

リリースで発表
J2の徳島ヴォルティスは12月28日、ヘッドコーチを務めていたゲルト・エンゲルス氏が来シーズンより監督に就任することが決まったと発表した。
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ドイツ出身のエンゲルス氏は、UEFAプロライセンスを保持。選手時代はボルシア・メンヘングラッドバッハ(ドイツ)などでプレーし、来日後はアセノ・スポーツクラブに在籍した。指導者としては、横浜フリューゲルス、ジェフユナイテッド市原・千葉、京都パープルサンガ、浦和レッズで監督を歴任。横浜フリューゲルスでは1998年度の天皇杯優勝を果たし、京都や浦和でも指揮を執った。また、2011年から2013年にかけてはモザンビーク代表の監督も務めている。
近年はヴィッセル神戸のヘッドコーチやINAC神戸レオネッサの監督などを務め、2025年からは徳島のヘッドコーチに就任していた。
クラブは今季のJ2リーグを4位で終え、J1昇格プレーオフ決勝に進出したものの昇格を逃していた。そして16日に増田功作監督の退任を発表していた。
黒部光昭強化本部長は「より勝利にこだわるために、ゲルトエンゲルス監督が持つ経験や、より選手の特徴を掴んで良い部分を伸ばしていく指導力がプラスアルファをもたらしてくれることを期待しています」と就任の経緯を説明した。
ゲルト・エンゲルス監督のコメントは以下の通り。
「来シーズンの監督を任せていただけることを光栄に思います。 2025シーズンはJ1昇格という目標を達成することはできませんでしたが、このチーム、スタッフ、ファン・サポーターの皆さまをはじめ徳島ヴォルティスに関わる皆さまとともに戦うことができて、とても充実した日々を過ごすことができました。チームにとっても、選手1人ひとりにとっても凄く成長することができたと感じています 徳島の皆さまはサッカーに対しても熱く、地域に対する愛があり、雰囲気も非常に良い街だと感じています。この地で監督として来シーズンも戦えることを大変嬉しく思うと同時に身の引き締まる思いです。
選手、スタッフで協力して、クラブ全体で一丸となって、このチームをもっともっと強くしたいと思います。来シーズンもともに戦いましょう。応援よろしくお願いいたします」
黒部光昭強化本部長のコメントは以下の通り。
「2025シーズン、クラブに対してご支援いただいた徳島ヴォルティスに関わる皆さま、熱い応援をいただいたファン・サポーターの皆さまありがとうございました。
リーグ戦を4位で終えてJ1昇格プレーオフ決勝に進出しましたが、目標としていたJ1昇格を達成することができませんでした。シーズンを終えて、クラブとして1年半後のJ1復帰に向けた準備に着手しており、このたび2025シーズンにヘッドコーチを務めておりました、ゲルトエンゲルス氏に監督として指揮を執っていただくことを決定しました。
2025シーズンのチームを総括すると、増田功作前監督のもと堅守を築き上げてきたことと、その守備面での戦術がシーズンを通して選手たちが自信を持って戦うことが出来ることに繋がり、このチームのベースとなったと捉えています。 また、シーズン終盤を迎える中で、多くの選手からこのチームで昇格をしたいという強い思いが感じられ、チームとしての輪が強固になり非常に良い空気感で戦うことができたことは継続していくべきものだと考えています。そのチームが最後に経験した悔しい思いやその時の光景を忘れることなく、1年半後にJ1に昇格することを見据えて再度チームを編成していくことを重視しました。
そして、より勝利にこだわるために、ゲルトエンゲルス監督が持つ経験や、より選手の特徴を掴んで良い部分を伸ばしていく指導力がプラスアルファをもたらしてくれることを期待しています。2月に開幕する明治安田Jリーグ百年構想リーグでの、より一層のご支援、ご声援よろしくお願いいたします」
(FOOTBALL ZONE編集部)




















