16歳でJ1デビューした「鹿島のエンバペ」 クラブ最年少記録…海外注目「日本サッカー界が期待」

鹿島FW吉田湊海に注目
現在では日本人サッカー選手が海外のリーグでプレーするのは、当たり前となっている。海外クラブも日本の若いタレントに注目し、10代のうちから獲得するケースも増えてきた。そうしたなか、ドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」は、「輝かしい一年だったが、『鹿島のエンバペ』にとって叶わなかった願いが一つ」として、現在高校2年のFW吉田湊海に注目した。
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今回、「Transfermarkt」で注目されたのは、今季のプレミアリーグEASTを制した鹿島ユースで、クラブの伝統の番号である「40」を背負っているU-17日本代表FW吉田湊海だ。すでに2024年にはトップチームにも2種登録されている吉田は、2年連続で日本クラブユース選手権(U-18)の得点王に輝くなど、将来を嘱望されている存在だ。
記事では吉田が今年4月のJ1第13節の横浜FC戦で、16歳9か月14日というクラブ最年少出場記録を更新してトップチームデビューを果たしたことを紹介。残念ながら目標に掲げていたFW徳田誉の持つクラブ最年少得点記録(17歳3か月25日)の更新は実現できなかったが、「日本サッカー界は、この17歳の選手が新たなトップストライカーとなることに大きな期待を寄せている」と、U-17日本代表としてもこの1年で活躍を続けたことを伝えている。
24人の2008年から2009年生まれの若いタレントを紹介している「Transfermarkt」では、日本支部のマルガ・タカコ氏のコメントとして、「彼は速く、ヘディングも強く、驚くほど多くのゴールパターンを持っている」と評して総括している。
来シーズン以降、J1を制した鹿島での活躍も期待されるが、早くも海外にその名前が広がりはじめている吉田。ドイツ国外注目の24人の一人に選ばれた日本の若きゴールマシンは、どのようなキャリアを歩んでいくだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















