クラブが公式発表

　川崎フロンターレは12月19日、東京ヴェルディに所属するDF谷口栄斗が完全移籍で加入することが決定したと発表した。

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　現在26歳の谷口は東京Vのアカデミー出身で、ジュニア、ジュニアユース、ユースと昇格。国士舘大学への進学を経て、2021年に特別指定選手として東京Vに帰還。2022年に正式加入すると、プロ1年目からJ2リーグ34試合に出場。2023年にはJ1昇格プレーオフ2試合にも出場し、チームのJ1昇格に大きく貢献した。

　今季はJ1リーグ35試合に出場し3得点を記録するなど、東京Vの守備の柱として活躍。J1通算64試合8得点、J2通算54試合2得点という実績を積み上げ、新天地への移籍を決断した。昨年11月30日の東京V対川崎戦では谷口がセットプレーからハットトリックを達成しており、得点力にも期待が高まる。

　川崎は今オフにファジアーノ岡山からGKスベンド・ブローダーセン、アビスパ福岡からMF紺野和也をすでに獲得しており、谷口が3人目の補強となった。

　谷口のコメントは以下のとおり。

「川崎フロンターレに関わるすべての皆様、初めまして！　東京ヴェルディから加入します、谷口栄斗（ひろと）です！　偉大なクラブの一員になれたことを非常にうれしく思います。クラブの目標達成に向け、妥協することなく、すべてを出し切ります。良いお年を！」