Jリーグで生まれた”心温まる光景”「見てて気持ちいい」 試合中の振る舞いが「勝ち負けより大事」

印象的だった西川周作と一森純のワンシーン【写真:アフロ】
印象的だった西川周作と一森純のワンシーン【写真:アフロ】

Jリーグ公式SNSが今季のフェアプレーまとめを公開

 Jリーグの全公式戦が終わり2025年のシーズンが終了した。リーグの公式Youtubeチャンネルでは、今季の「フェアプレーまとめ」として両チームの選手たちが見せたシーンをピックアップしている。

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 中でも最初に取り上げられたのは5月6日の浦和レッズとガンバ大阪の対戦で、浦和GK西川周作が試合中に負傷した際のもの。後に肉離れだったことが明らかになった負傷だったが、G大阪のFW宇佐美貴史や逆サイドから声を掛けにきたGK一森純の姿が話題になった。一森は後に、自身が横浜F・マリノスでプレーしていた当時の試合中に負傷した際、西川から声を掛けられたことを覚えていると明かしていた。

 一森は他にもサンフレッチェ広島戦で、相手MF中島洋太朗が痛めた際にも肩を貸してピッチ外に出る補助をした場面が取り上げられていた。

 他にも接触プレーの後に互いを気遣うシーンや、足をつった選手の補助をする場面などが多く取り上げられた。その中では、FC東京のMF安斎颯馬が転倒時に頭を打った場面で、ピッチに戻ろうとする安斎を湘南ベルマーレのDFキム・ミンテ(現清水)が手で制したものもあった。

 動画のタイトルで「熱い試合の中で生まれた、心温まる光景」と綴られ、「これが本当のプロフェッショナル」「こういうJリーグであって欲しい」「心温まる」「見てて気持ちいい」「激しくもクリーンでお互いをリスペクトし合う素晴らしいリーグであり続けてほしい」「いい動画だ」「勝ち負けより大事なことわかってる」「サッカーをやっている子供たちに見てもらいたい」と、さまざまコメントが寄せられている。

 勝利を目指して全力をぶつけ合う中でのスポーツマンシップとしても記憶されるシーンになった。

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