槙野新監督が就任会見…自作資料でプレゼン熱弁 報道陣にお願い「ミスターと呼んで」

就任記者会見に臨んだ藤枝・槙野智章新監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
就任記者会見に臨んだ藤枝・槙野智章新監督【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

藤枝の槙野智章新監督、「ミラージオ」で「来年の流行語大賞を狙っています」

 藤枝MYFCは12月15日、槙野智章新監督の就任記者会見を開催した。槙野新監督と代表取締役の徳田航介氏、強化部の大迫希氏が出席。単身赴任での挑戦となる槙野新監督はマネジメントの定義や目指すサッカースタイルを自作した資料でプレゼン。監督・槙野の呼び方について、「ミスターです」とお願いした。

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 38歳の槙野新監督は、明治安田Jリーグ百年構想リーグならびに2026-27シーズンを指揮する。現役時代はサンフレッチェ広島、FCケルン(ドイツ)、浦和レッズ、ヴィッセル神戸でプレー。2022シーズンをもって現役引退後、2023年は品川CCセカンド監督、昨年は神奈川1部の品川CCトップチーム監督を務めた。

 マネジメントの定義については、「1、信頼関係」「2、目標」「3、組織力」「4、適切なフィードバックと支援」「5、柔軟性」の5つのポイントで解説。目指すサッカースタイルのキャッチフレーズは「UBAU」。「ボールを奪う」「ゴールを奪う」「勝ち点を奪う」「ファンのハートを奪う」だとした。

 そして、もう1つのキャッチフレーズは、「Mirage(迷彩)」「Neo(新時代)」「Go(行く)」をかけ合わせた造語「Mirageo(ミラージオ)」。11年間をともに過ごしたミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督とは違う攻撃的なサッカーを志向し、「来年の流行語大賞を狙っています」と会場を笑わせた。

 また、単身赴任でのチャレンジになると明かした。妻で女優の高梨臨さんと愛犬と離れることになるが、「東京と距離は近いかなと思うので、行き来はできるかなと思います」と説明。都内から通うのではなく、現在出演しているメディアからは卒業し、藤枝の街の人たちと交流する機会を優先したと説明した。

 ミスターは選手時代から呼ばれていたニックネームで、長嶋茂雄さんを意識したわけではないと明かす。槙野監督と呼ばれるよりは、「より親近感が湧いたり、距離が近いのかなと思いますので、そうやってちょっと違いを出していければいいかな」とし、「ミスターと呼んでください」と報道陣に呼びかけた。

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