中国クラブがJサポに挨拶「スポーツに国境はない」 試合後のリスペクトに称賛の声「これぞサッカー」

成都蓉城の選手が日本のサポーターに挨拶【写真:VCG/アフロ】
成都蓉城の選手が日本のサポーターに挨拶【写真:VCG/アフロ】

神戸、成都蓉城の選手がそれぞれ相手サポーターへ挨拶

 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第6節が12月10日に各地で行われた。ヴィッセル神戸は成都蓉城足球倶楽部(中国)とホームで対戦し、2-2で引き分けた。試合後、両チームの選手とサポーターの交流が話題を呼んでいる。

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 神戸は今季限りでの退任が決まっている吉田孝行監督のラストマッチ。前半18分にFW武藤嘉紀のゴールで先制するも、その後に追いつかれ後半には逆転も許す展開に。しかし、終了間際に得たPKをMF佐々木大樹が決め、勝ち点1をもぎ取った。勝ち点を13とし、首位をキープした。

 試合後には神戸、成都蓉城の選手がそれぞれ相手チームのサポーターの元へと向かって挨拶をする一幕が。試合中はピッチ上で激しくやり合っても、ホイッスルが鳴った後はお互いへのリスペクトを示し合う。そんな姿勢に、サポーターもそれぞれのチームへ大きな拍手を送った。

 スポーツチャンネル「DAZN」の公式Xではその様子が公開された。昨今、政治的な日中関係の緊張が伝えられている状況もあるだけに、ファンからは「こういうのが見たいんよ」「フットボールが国境を越える瞬間」「スポーツに国境も政治もいらない」「こんな政治情勢の中神戸まで来てくれる成都蓉城サポーターにもリスペクト」「素晴らしいですね」「試合後はノーサイド」「これぞ、サッカー」「これ凄いよかった」「スポーツに国境はない」「同じサッカーを愛する家族」「素敵な話」と称賛の声があがっていた。

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