日本が入ったF組は“消耗戦”か 4か所とも30度超…求められる「2チーム分の戦力」

グループFは暑い地域での戦いを強いられる
2026年に開催される北中米ワールドカップの抽選会が現地時間12月5日、アメリカのワシントンで行われた。今大会から出場枠が32か国から48か国に拡大され、12か国ずつポット1からポット4に分けられて抽選。ポット2の国が読み上げられ、日本(18位)はグループFに決定した。対戦相手はオランダ(7位)、チュニジア(40位)、欧州プレーオフB(ウクライナ/スウェーデンvsポーランド/アルバニア)に決まった。
グループFの試合会場の割り振りは明日決まるが、開催地はアメリカ・ヒューストン、ダラス、カンザスシティ、メキシコ・モンテレイの4か所で行われる。
この時期の中部は暑いことで知られる。特にダラス、ヒューストンは最高気温35度前後、カンザスシティ、モンテレイは30度超で、湿度も高い。移動距離は全12グループ中で6番目とそれほど長くはないが、消耗戦を強いられることになる。
森保一監督はW杯を勝ち抜くために「2チーム、3チーム分の戦力」を求めてきたが、ターンオーバーを含め、チームの総合力が問われることになる。
また1位突破した場合はC組2位のチームとモンテレイで、2位突破の場合はC組1位のチームとヒューストンで戦う。C組はブラジル、モロッコ、ハイチ、スコットランドとなっている。
【グループFで使用するスタジアム】
・ダラス・スタジアム
所在地:アメリカ・テキサス州・アーリントン
収容人数:94,000人
オープン:2009年
開催試合:グループステージ5試合、ラウンド32・1試合、ラウンド16・1試合、準決勝1試合
・ヒューストン・スタジアム
所在地:アメリカ・テキサス州・ヒューストン
収容人数:72,000人
オープン:2002年
開催試合:グループステージ5試合、ラウンド32・1試合、ラウンド16・1試合
・カンザスシティ・スタジアム
所在地:アメリカ・ミズーリ州・カンザスシティ
収容人数:73,000人
オープン:1972年
開催試合:グループステージ5試合、ラウンド32・1試合、準々決勝1試合
・エスタディオ・モンテレイ
所在地:メキシコ・ヌエボ・レオン州グアダルーペ
収容人数:53,500人
オープン:2015年
開催試合:グループステージ35試合、ラウンド32・1試合
(FOOTBALL ZONE編集部)












