日本代表DFが8か月ぶりに復帰へ 2度の長期離脱…ベンチ入りの可能性を現地報道「大いに期待される」

バイエルンの伊藤洋輝【写真:picture alliance/アフロ】
バイエルンの伊藤洋輝【写真:picture alliance/アフロ】

バイエルンの伊藤洋輝が復帰へ

 ドイツ1部バイエルンに所属する日本代表DF伊藤洋輝が実戦復帰に近づいているようだ。ドイツサッカー専門誌「Kicker」が報じている。

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 昨夏の移籍市場でシュツットガルトからバイエルンに加入した伊藤だったが、それ以降は負傷が続いた。加入直後に右中足骨骨折により手術を受けて、ようやく今年2月に復帰。しかし、3月29日に行われたザンクトパウリ戦で再び右中足骨骨折を痛めて再離脱を強いられていた。

 ドイツでは長く戦列を離れていた伊藤が約2週間前から全体練習をこなしていることが報じられ、年内に復帰するという報道もあったが、「Kicker」も「怪我で約8か月間、離脱してリハビリを続けてきた伊藤洋輝は、復帰が間近に迫っている。速ければ土曜日のフライブルク戦でメンバー入りする可能性もある」と、伝えている。

 記事では「2025年に入ってから、伊藤はこれまで公式戦8試合しか出場していない。長くにわたった負傷の問題が解決され、本格的なチームの選択肢になることが大いに期待される」と、サイドとセンターの両方をこなせるDFの完全復帰を待ち望んでいる。

「伊藤の復帰で左利きの選択肢ができるため、右利きのコンラート・ライマーとDFヨシプ・スタニッチが左サイドを埋める必要がなくなる。CBのポジション争いはさらに熾烈となり、レギュラーに定着しているヨナサン・ター、ダヨ・ウパメカノ、さらにポジションを争うキム・ミンジェを抜くのは困難だろう。それでも日本代表で21試合に出場している伊藤は、アメリカ、カナダ、メキシコで開催されるワールドカップ出場という長期目標を描いており、復帰を成功させてこの目標に向かう」と、厳しいチーム内競争を勝ち抜いた先には、4年に一度の大舞台であるW杯があると結んでいる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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