20歳FWが味方へ要求「1枚目を越えて欲しい」 デビュー戦で痛感…求められる「綺世くんにないもの」

後藤啓介は14日のガーナ戦で代表デビューを果たした
日本代表は11月18日に国立競技場でボリビア代表と国際親善試合を行う。ベルギー1部シント=トロイデンに所属するFW後藤啓介は、14日のガーナ戦で日本代表デビューを果たした。ボリビア戦の前日練習を終えた後藤は「スピード感にもだいぶ慣れましたし、やりたいこともこの短い期間ですけど、名波さんを含めてわかりやすく伝えてくれているので、どんな時にどこにいないといけないっていうのは、だいたい分かってきました」と森保ジャパンの理解が深まってきたことを明かした。
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ガーナ戦では後半30分から15分強の出場。短い時間の中でも収穫はあった。「求められるのはゴールだと思うし、(上田)綺世くんのようなポストプレー。あとは綺世くんにないものが自分にあると思うので、そういうところを出していくことかなと思います」と自らに求められているものを再認識した。
191センチの長身は、間違いなく後藤の武器となるものだ。「高さだけじゃないことは見せていかないといけないと思います」と前置きをしつつ、「でも、どうしても高さが必要になってくる場面は増えていくと思う。その高さを生かすフィジカルが、より必要だなというのは代表に来て感じました」と、持って生まれた能力を生かすためにフィジカルを強くする必要性を感じたという。
自分の長所を生かすためにも、チームメイトにも「クロスは1枚目を越えて欲しいという要求をしています」という後藤。現在の日本代表では上田が1トップとして絶対的な存在になりつつあるが、異なる特徴を持つ20歳のストライカーが台頭してくれば、森保ジャパンにとっても大きな武器になるはず。2試合連続で出場機会を得られるかは森保一監督の采配次第だが、爆発的に伸びる可能性もあるだけに、国立で代表2キャップ目を刻むことが期待される。
(河合 拓 / Taku Kawai)












