鎌田大地「無理をしてもできない状況だった」 ガーナ戦の欠場を明言…ボリビア戦に照準

ボリビア戦は「問題なくできると思います」
日本代表は11月13日、豊田スタジアムで14日に控えているガーナ代表戦に向けた前日練習を行った。日本代表に合流後、別メニュー調整が続いているMF鎌田大地は、この日もチーム練習には加わらなかった。練習後の取材に応じた鎌田は、ガーナ戦の欠場を明言した。
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所属するイングランド1部クリスタル・パレスで2か月連続の月間MVPに選出されるなど、好調の鎌田だが、11月1日のブレントフォード戦で負傷した後も、6日のUEFAカンファレンスリーグのAZ戦に途中出場して、9日のブライトン戦では先発に復帰した。自身のコンディションについて「だいぶ良くなって来ていると思います」と言い、11月シリーズでの試合に出場については「明日(ガーナ戦)は多分、難しいと思いますけど、次の試合は問題なくできると思います」と、森保一監督とも話し合って18日のボリビア戦に向けて調整していると語った。
複数の箇所を痛めていることを認め、「無理をしても(ガーナ戦は)できない状態だった」と明かした鎌田だが、「試合数もすごく多いですし、代表戦は2試合ですが、クラブチームと代表をあわせると試合数は多いので(好調で出られないもどかしさより)忙しいという感じです」と言い、現日本代表コーチでフランクフルトでチームメイトだった長谷部誠コーチらを参考に、調整するよりも、日常の練習にしっかり取り組むことが重要だと続けた。
「僕の今までの経験上というか、長くやっている人を見ても、やる量を減らしたり、(強度を)落としちゃったりすると、どんどん落ちていくと思うので、とにかく練習は基本、できるならやる。調整というよりも体を動かしたりしてやるようにしています。(やらないと筋力や体力)全部が落ちるというか。年を取ったから、練習を少し減らしたりだとか、チームの練習、最低限やらないといけないことをやっていない選手は、長くやれていない選手が多かった。逆にハセさんとか、ほかの選手もそうですけど、自分の身近でやっていて練習をしっかりこなしている選手は、やっぱり長くやっていると思うので、調整というよりもちゃんとやることが大事だと思います」
10月には史上初のブラジル戦勝利も経験し、日本代表でも手応えがあったはず。そのなかで森保一監督がブラジル戦のメンバーで戦うと明かしたガーナ戦を欠場することになる鎌田だが、ボリビア戦では万全の姿を見せてくれそうだ。
(河合 拓 / Taku Kawai)




















