久保建英、アフリカの難敵ガーナを警戒「みんなが思っているより強い」 3年前に代表初ゴール

3年前の初ゴールは「すごく嬉しかった」
日本代表MF久保建英がアフリカの強豪ガーナを警戒した。11月11日、千葉県内でキリンチャレンジカップ2025ガーナ戦(14日/豊田)に向けて練習に参加。すべて公開されたトレーニングでは精力的に動き、コンディションの良さを見せた。ガーナは久保にとって待望のA代表初ゴールの相手。「すごく嬉しかったのを覚えている」と、いい思い出を力にして「とりあえず負けたくない」と闘志を燃やした。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
「初ゴールだったと思うので、すごく嬉しかったのを覚えています」
久保の脳裏に浮かんだのは、2022年6月10日のワンシーン。2-1と日本リードで迎えたガーナ戦の後半28分、左サイドでドリブルを仕掛けたMF三笘薫がマイナスのボールを入れ、最後は久保が左足で合わせてネットを揺らした。2019年6月9日の国際親善試合エルサルバドル戦でのデビューから約3年、17試合目にしてA代表での初得点をマーク。久保にとって待望の一撃だった。
あれから3年、久保は一段と成長を遂げた。チームに欠かせない存在として、北中米ワールドカップ(W杯)に向けた2連戦に臨む。ガーナには前回対戦で4-1と勝利しながらも「今のガーナはみんなが思っているガーナより強いと思う。特に前線はブラジルと比較しても遜色ないウイングの2枚もいる」と警戒した。
身体能力の高さはもちろん、突破力に加えて、スピード、フィジカルも兼ね備える。イングランド1部トッテナムのMFモハンメド・クドゥスらを始め、2大会連続5度目のW杯出場を決め、勢いに乗る。久保は「まずは負けたくない。組織的にはアベレージも僕らの方が上だと思う。うまく噛み合わせて行けたら。正面からフィジカルも負けずに戦いたいというのと、あとは日本特有の僕らがボールを回して主導権を握る展開で内容も勝っていけたら」と、難敵撃破に燃えた。
10月シリーズ後にはレアル・ソシエダでの練習中に足首を痛めた。ただ公式戦3試合の欠場で回復し「ブラジル戦の前より全然いい」とコンディションを整えた。年内最後の2連戦。「僕らは終わりが夏なので年内最後はあまりピンとこない」と“久保節”も見せた24歳MFがW杯へ向けて弾みをつけるーー。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)





















