森保監督「日本サッカーは世界に近づいている」 ルヴァン決勝で感じた”個と組織の融合” 「証明してくれた」

広島が柏に3-1で勝利しルヴァン杯優勝
国内三大タイトルの1つであるルヴァン杯は11月1日、国立競技場で決勝戦が行われ、サンフレッチェ広島が柏レイソルを3-1で下し優勝を果たした。試合後に視察に訪れたサッカー日本代表を率いる森保一監督が取材対応で「日本のサッカーが世界に近づいてる」と言及した。
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試合は互いに3バックシステムを採用して、広島がマンツーマン気味にプレスをかけていくのに対し、柏は目まぐるしくポジションチェンジをしながら相手を動かしてスペースを狙うパスワークを披露した。
試合は広島が前半のうちにロングスローから2発、直接FKで3点リードをして折り返し、後半柏の反撃を1点に抑え込み3大会ぶり2度目の優勝を果たした。
この試合では個々の局面でレベルの高いデュエルが繰り広げられていたが、森保監督は「日本のサッカーが世界に近づいているなと思った」と試合の感想を述べ、「特に前半はほとんどの局面で両者が1対1のマッチアップをしているなか、自分の個の責任で局面を勝っていく。打開してチームの戦いを有利にして、そこから組織的に戦うというところが見られた。1対1で勝つという責任を持ちリスクを負いながら戦うのが基本で、そこから組織的に数的優位を作って局面を戦っていくという、基本が組織じゃなくて基本が個の戦いなんだというところを見させてもらったのが、日本のサッカーが確実にレベルアップをしている、世界に近づいてるなと感じました」と、言及している。
さらに「Jリーグの他のチームも同じような戦いをしているところも見させてもらってますけど」と国内の他のチームにも目を向けつつ、「今日の決勝戦は、日本のサッカーのレベルアップと日本が世界に近づいてるということを証明してくれた試合だったかなと思います」と触れている。
(FOOTBALL ZONE編集部)


















