J2降格の湘南、山口智監督の今季限りでの退任発表 21年から指揮も…19戦未勝利と苦戦

坂本紘司社長が声明発表「新たな指揮官を迎える決断をいたしました」
湘南ベルマーレは10月31日、トップチームの山口智監督が2025シーズン限りで退任すると発表した。湘南は10月26日に行われたアビスパ福岡戦に敗れ、19試合勝ちなし。3試合を残し、J2降格が決定していた。
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山口監督は高知県出身。選手としては1996年からジェフユナイテッド市原でキャリアをスタートさせ、ガンバ大阪、ジェフユナイテッド千葉、京都サンガF.C.でプレーした。
指導者としては、2016年にガンバ大阪の強化部強化担当に就任。その後、同クラブのU-23ヘッドコーチ、トップチームコーチ、トップチームヘッドコーチを歴任した。2021年に湘南のトップチームコーチに就任し、同年9月から監督としてチームの指揮を執っていた。
クラブは山口監督について「2021年9月の就任以来、4年以上にわたりチームの指揮を執っていただきました」と説明。「クラブがこれまで培ってきたアイデンティティに新たなサッカー文化を融合させ、選手を成長させながら勝利を目指すという、大変難しいミッションに果敢に挑戦し続けてくださいました」と功績を称えた。
また、「今シーズンは非常に厳しい状況が続く中でも山口監督は情熱を失うことなく、最後まで選手とともに立ち向かってくださいました」と在任期間中の姿勢に触れつつ、「クラブとしては、これからも成長を続けるため、新たな指揮官を迎える決断をいたしました」と退任の経緯を説明した。
なお、山口監督本人からのコメントについては、2025シーズン終了後に改めて掲載される予定だとしている。
坂本紘司代表取締役社長のコメントは以下の通り。
「山口監督には2021年9月の就任以来、4年以上にわたりチームの指揮を執っていただきました。クラブがこれまで培ってきたアイデンティティに新たなサッカー文化を融合させ、選手を成長させながら勝利を目指すという、大変難しいミッションに果敢に挑戦し続けてくださいました。
在任期間中は強い責任感と揺ぎない献身をもってチームを導き、特に今シーズンは非常に厳しい状況が続く中でも山口監督は情熱を失うことなく、最後まで選手とともに立ち向かってくださいました。これまでの多大なご尽力とクラブへの貢献に、心より感謝申し上げます。
クラブとしては、これからも成長を続けるため、新たな指揮官を迎える決断をいたしました。山口監督のこれまでの歩みに敬意を表するとともに、今後のご活躍をクラブ一同、心よりお祈り申し上げます。今シーズン残り3試合におきましても、皆さまへ一つでも多くの勝利を届けるため、クラブ一丸、全力を尽くす所存でございます。引き続きご声援を賜りますようお願い申し上げます」
(FOOTBALL ZONE編集部)





















