JFAが新タスクフォース設置 影山氏を契約解除…宮本恒靖会長が座長「信頼回復を」

再発防止策の提言を目的とする理事会の諮問機関
日本サッカー協会(JFA)は10月28日、倫理・コンプライアンスの実践と遵守を推進することを目的とした「倫理・コンプライアンス タスクフォース(TF)」を新たに設置すると発表した。臨時理事会後の会見に出席した宮本恒靖会長は「10月の先般の(影山)前技術委員長の件をはじめ、サッカー界で断続的にコンプライアンスに関する事案が発生して、たくさんの方々にご迷惑をおかけしています。私自身会長として、しっかりと信頼回復に向けて取り組んでいきたい」と話した。
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今月7日に、視察先に向かう途中の航空機内で児童ポルノを閲覧したとして、フランスで有罪判決を受けた影山雅永・前技術委員長の契約を解除。他にも昨今、断続的にコンプライアンス事案が発生しており、これを未然に防ぐ組織体制の不備が課題となっていた。
タスクフォースは、JFA全体の組織風土の見直しと再構築を目指し、倫理、コンプライアンスの意識向上と、それを支える制度の整備に取り組む。理事会の諮問機関という位置付けで、理事会に対して改善策および再発防止策を提言する役割を担う。永続的な機関ではないが、ガナバンス、コンプライアンス強化自体はJFAの最優先課題として今後も継続して取り組んでいく。
宮本会長と共に会見に出席した湯川和之・専務理事は「まだ今日設置されただけなので具体的な日程は決まっていないが、年内、もしくは3か月以内には方針を出したいと思っています」と話した。
タスクフォースは理事および関連3委員会(コンプライアンス、法務、リスペクト)の代表者を中心に構成。座長には宮本恒靖会長、副座長にはコンプライアンス委員長の西本強氏(弁護士)が就任し、以下のメンバーで構成される。
【タスクフォース構成メンバー】 ・宮本恒靖(会長/座長) ・湯川和之(専務理事) ・山口香(常務理事) ・西本強(理事・コンプライアンス委員長/弁護士/副座長) ・三好豊(法務委員長・弁護士) ・今井純子(リスペクト委員長) ・福田雅(監事) ・生田圭(監事・弁護士)
(FOOTBALL ZONE編集部)




















