降格でも…残り4試合「死ぬ気で」 新潟→東京へ3500人「サポーターに示しつかない」

新潟の橋本健人「まずは目の前の試合に勝つ、死ぬ気でやるというだけです」
アルビレックス新潟は10月18日、J1リーグ第34節で東京ヴェルディに0-1で敗れた。これでリーグ戦15試合勝ちなしとなり、降格は決定的な状況。次戦を待たずに他会場の結果で降格となる可能性もあり、DF橋本健人は「このまま勝てずにシーズン終わるのは、さすがに一選手として示しがつかない」と語った。
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6月以来の勝利を目指し、敵地に乗り込んだ一戦。序盤は体を張った守備で耐えたが、前半36分にサイドを崩され、先制点を献上した。後半は猛攻を仕掛けたものの、好機で枠を捉えきれず最後まで1点が遠かった。試合終了の笛とともにアウェースタンドからブーイングが響き、厳しい現実を突きつけられた。
左サイドから何度もクロスを上げたが、得点にはつながらず。橋本は「最終的に味方を信じるしかない。入るときは入るし、入らないときは入らない。そういうものだし、自分でコントロールできるものではない。特に今季、きょうに限った話ではないので、そこはもう受け入れています」ときっぱりと話した。
「入るまでやり続けるというところは自分のなかで持っているので。そこで『入れろよ』というベクトルになる気持ちはあったことはあるんですけど、まあゴールを入れるのが一番難しいスポーツじゃないですか。だから、そこはもう受け入れています。入るまでやるっていうのは自分のなかで決めています」
この日は新潟から東京まで約3500人ものサポーターが押し寄せたが、勝利を届けられず。「それでも次の試合は来る。一番はこんななかでも東京まで応援に来てくれているサポーターのために、このまま勝てずにシーズン終わるのは、さすがに一選手として示しがつかない。そういう気持ちですね」と唇を噛んだ。
横浜F・マリノス、横浜FCの結果で降格が決まったとしても、「他会場は気にしていないです」と受け入れる。「まず自分たちが勝たないと、他会場がどうとか関係ない。それを繰り返して、今ここの順位にいる。まずは目の前の試合に勝つ、それを死ぬ気でやるというだけです」とサポーターへ勝利を誓った。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)




















