22歳が最大の“サプライズ”、歴史的勝利の立役者も…森保Jのブラジル戦出場17選手「パフォーマンス査定」

ブラジル戦の出場メンバー17選手を5段階査定
日本代表(FIFAランク19位)は10月10日、東京スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2025でブラジル代表(同6位)と対戦し、3-2で歴史的勝利を収めた。出場した17選手を5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎)
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◇ ◇ ◇
<GK>
■鈴木彩艶(パルマ)=★★★☆☆
クロスをパンチングではなく、キャッチし、守備陣を助けた。3点目のCKにつながる上田の頭に合わせたゴールキックをはじめ、キックも安定していた
<DF>
■鈴木淳之介(コペンハーゲン)=★★★★☆
対人の強さ、攻撃のサポートと圧巻の内容。後半33分にはエステバンからボールを奪取し、たまらずファウルで倒した相手にイエロー。最大のサプライズに
■谷口彰悟(シント=トロイデン)=★★★★☆
2失点こそしたが、中央から渡辺、鈴木に声をかけながらDFラインを安定させた。“カタール組”の経験値は伊達じゃない
■渡辺 剛(フェイエノールト)=★★★★☆
対面のマルティネッリや左に流れてくるヴィニシウスに粘り強く対応。中央だけでなく、ストッパーとしての能力の高さを証明
<MF>
■佐野海舟(マインツ)=★★★★☆
ブラジル相手にもしっかりボールを“回収”。攻撃でも恐れず前へのパスを選択していた。鎌田との相性の良さも◎
■鎌田大地(クリスタル・パレス)=★★★★☆(→後半40分OUT)
序盤から鋭い出足で相手のボールを奪おうと狙っていた。攻撃でも時間を作りながらサイドに正確なパスを供給。まさに森保Jの心臓
■堂安律(フランクフルト)=★★★★☆(後半40分OUT)
前半は久保、後半は伊東を生かしながら、右サイドで違いを作る。特筆すべきは後半28分、相手の右からのクロスに対していち早く危機を察知してカット
■中村敬斗(スタッド・ランス)=★★★★☆(→後半29分OUT)
前半から積極的に仕掛ける姿勢を見せた。後半17分には“相棒”の伊東からのクロスを右足ボレーで仕留め、決定力の高さを発揮
■久保建英(レアル・ソシエダ)=★★★☆☆(→後半9分OUT)
足首負傷の影響で出場時間は限定されたが、ブラジル相手にも個人技でチャンスを生み出した。久保がいるだけで怖さが違う
■南野拓実(モナコ)=★★★★☆(→後半29分OUT)
前半の決定機は仕留め切れずも、後半7分に相手のミスを拾い、反撃ムードを作るゴール。昨年11月のインドネシア戦以来、約1年ぶりの得点で存在価値を証明
■伊東純也(ヘンク)=★★★★★(→後半9分IN)
正確なボールで中村、上田の得点をアシストし、逆転勝利の立役者に。シャドーの位置から外への動きで、ブラジル守備陣を混乱に陥れた。怪我の状態が気がかり
■田中碧(リーズ)=★★★☆☆(→後半29分IN)
球際の強さ、粘り強い守備と役割を全う。攻撃でも後半42分のミドルシュートはしっかり枠を捉えていた
■相馬勇紀(FC町田ゼルビア)=★★★☆☆(→後半29分IN)
ファーストプレーでシュートまで持って行ったプレーは“らしさ”を発揮。地元の調布で、積極的な守備で試合を締めることに成功
■望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)=出場時間短く採点なし(→後半40分IN)
■小川航基(NECナイメヘン)=出場時間短く採点なし(→後半40分IN)
<FW>
■上田綺世(フェイエノールト)=★★★★☆(→後半29分OUT)
得点シーンは相手よりも一足早く飛び、点で合わせた。後半7分にはプレスが相手のミスを誘発し、南野の得点につながった。世界に誇れるエース
■町野修斗(ボルシアMG)=★★★☆☆(→後半29分IN)
シュートこそなかったが、終盤にシャドーに移ってからは献身的な守備、ランニングでチームを助けた
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)




















