浦和助っ人が母国へ帰還か 古巣含む2クラブ関心も…金銭面ネックと現地報道「獲得に動く準備がある」

浦和のサミュエル・グスタフソン【写真:徳原隆元】
浦和のサミュエル・グスタフソン【写真:徳原隆元】

スウェーデンメディアが報道

 J1リーグ浦和レッズに所属するスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンの去就が注目されている。スウェーデンメディア「Fotboll Direkt」は、2024シーズンから浦和の中盤を支えている30歳に対し、ハンマルビーIFと古巣でもあるBKヘッケンというスウェーデン1部リーグの2クラブが関心を示していると伝えた。

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 ハンマルビーIFは、春秋制で行われているスウェーデン1部リーグで現在2位となっている。一方のBKヘッケンは9位。両クラブとも来シーズンに向けた補強選手として、グスタフソンを候補に挙げているようだ。

 記事によれば、昨年からグスタフソンの補強を狙っていたハンマルビーIFは、現在も関心を持っており、BKヘッケンもスポーツ・ダイレクターのマルティン・エリクソン氏が、「グスタフソンが日本を離れる決断をすれば獲得に動く準備がある」と認めているという。

 両クラブとも強い関心をグスタフソンに示しているが、記事では「少なくとも2026年1月には実現しないだろう。移籍には大きな障壁がある」という見通しを示し、その理由について「グスタフソンは現在、アジア屈指のクラブである浦和レッズで中心選手として活躍しており、契約は2026年12月まで残っている。浦和は早期契約解除の場合は高額な移籍金を要求する可能性が高く、さらにグスタフソン自身の年俸も約700万~800万クローナ(約1億1000万円から1億2000万円)とされており、新天地が給与補償をできるかも大きな課題となる」と、金銭面がネックになるとしている。

 今シーズンもここまでリーグ戦27試合に出場して2得点1アシストを記録し、浦和の中盤を支えているグスタフソンだが、正確な技術と判断力があり、中盤の核となれる存在は日本で活躍する今も母国から熱い視線を集めているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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