久保建英、ブラジル戦出場へ向け「プラン通りにはいっている」 東京五輪以来…4年ぶり“味スタ凱旋”「感慨深い」

久保建英が部分合流【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
久保建英が部分合流【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

久保建英はブラジル戦に向けて部分合流した

 日本代表MF久保建英が10月11日、千葉県内でキリンチャレンジカップ2025ブラジル戦に向けて始動。9月に左足首を負傷した影響で6日の合宿スタートから9日までは別メニューで調整し、前日10日のパラグアイ戦(2-2)は出番なし。この日から部分合流して「プラン通りにはいっていると思います。あとは明日、明後日どうなるか」と慎重に進めながらもブラジル戦の出場を目指す。

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 雨が降り注ぎ、ぐっと気温が下がった千葉県で久保はスパイクを履き、ピッチに戻ってきた。この日までは別メニューで調整。練習場に現れた久保はランニングとボール回しやフリーマンの5対5など軽めのメニューを消化した。約1時間後には1人トレーニングから離れて、ダッシュとドリブル、シュートまで放ち状態を確認。10分間、松本コンディショニングコーチと入念な話し合いをしながら、時にはジャンプして負荷をかけた。「足元に速いボールください!」と要求するなど、さまざまなパターンを試した。

「やれることはやれているので久々に合流できてよかった。そこ(ブラジル戦)を目指してやっているのであとは明日、明後日どうなるかという感じ。プラン通りにはいっていると思います」

 ブラジル戦はFC東京時代の本拠地である東京スタジアム(味の素スタジアム)で行われる。「本当にだいぶ久しぶり。感慨深いものは当然あると思うし、ほかの選手たちよりもホームみたいな環境でやらせてもらえるんで、FC東京のファン・サポーターの方も普段より多く見に来てくれると思いますし、そういうことも力に変えて頑張れればなと思います」。2021年7月22日の東京五輪・初戦南アフリカ戦では自身のゴールで1-0勝利。かつての“ホーム”は久保にとって縁起のいい場所だ。

 強豪ブラジル相手に2分11敗と勝利なし。それでも「ブラジルみたいな強い国には日本だけじゃなくてもほかにも勝てていない国はいっぱいあると思う。過去が足を引っ張らないように、僕たちは今を生きているので、今、一戦一戦集中してやっていきたい」とサッカー王国・ブラジルに向かっていく覚悟だ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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