圧巻パフォの24歳が最高評価、復調のウイング…森保Jのパラグアイ戦出場17選手「パフォーマンス査定」

パラグアイ戦の出場メンバー17選手を5段階査定
日本代表(FIFAランク19位)は10月10日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で行われたキリンチャレンジ2025でパラグアイ代表(同37位)と対戦し、2-2で引き分けた。出場した17選手を5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎)
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◇ ◇ ◇
<GK>
■鈴木彩艶(パルマ)=★★★☆☆
失点シーンはいずれもノーチャンス。安定したハイボールから素早く味方にフィードを送るなど、できることはしっかりこなしていた。
<DF>
■鈴木淳之介(コペンハーゲン)=★★★☆☆
3バックの左でフル出場。持ち味の攻撃参加は限られたが、対人の強さを発揮。滞空時間の長いヘッドはスタジアムを沸かせた。
■渡辺 剛(フェイエノールト)=★★★☆☆
前へ出る守備では強さを発揮。サナブリアとの対人でも引けを取らなかったが、2失点目のシーンではディエゴ・ゴメスに先手を取られた。
■瀬古歩夢(ル・アーブル)=★★☆☆☆
1失点目ではオフサイドを取りにいく判断ミス。攻撃でも縦パスを狙う姿勢はいいが、相手に引っ掛かる場面が多く、効果的とは言えなかった。
<MF>
■佐野海舟(マインツ)=★★★★★(→後半44分OUT)
小川の得点をアシストしたインターセプトをはじめ、抜群の読みで何度も相手の攻撃の芽を摘んだ。攻撃でも前への推進力を発揮し、圧巻のパフォーマンスを見せた。
■田中 碧(リーズ)=★★★☆☆(→後半33分OUT)
結果的に警告となったが、後半18分に深いタックルで相手のボールを奪おうとしたプレーは、さすがプレミアリーガー。もう少し攻撃を落ち着かせたかったか。
■伊東純也(ヘンク)=★★★★☆
右サイドで相手の脅威になり続け、後半ATには上田の得点をアシスト。「やっとコンディションが上がってきた」との言葉通り、完全復調を印象付けた。
■中村敬斗(スタッド・ランス)=★★★☆☆(→後半21分OUT)
攻撃が右サイド中心の展開になり、ボールに触る回数は少なめ。ボールを持った時はドリブル突破やインスイングのクロスでチャンスを演出した。
■堂安律(フランクフルト)=★★★☆☆(→後半33分OUT)
シャドーで出場。右サイドの伊東と頻繁にポジションチェンジし、右サイドを制圧した。前半終了間際のチャンスは決めきれず。
■南野拓実(モナコ)=★★☆☆☆(→後半21分OUT)
前半30分には流れるような連携から最後は左足シュートを放ったが、GKにブロックされた。ボールを引き出そうとしたが、チャンスに絡む回数は少なかった。
■鎌田大地(クリスタル・パレス)=★★★☆☆(→後半21分IN)
最初はシャドー、途中からボランチへ。チームにリズムと落ち着きをもたらした。いる、いないで攻撃のクオリティーが変わる。
■斉藤光毅(QPR)=★★☆☆☆(→後半21分IN)
左ウイングバックで代表初出場。果敢にドリブルを仕掛けたが、相手DFを突破できず。ほろ苦いデビュー戦に。
■相馬勇紀(FC町田ゼルビア)=出場時間短く採点なし(→後半33分IN)
■町野修斗(ボルシアMG)=出場時間短く採点なし(→後半33分IN)
■藤田穣留チマ(ザンクトパウリ)=出場時間短く採点なし(→後半44分IN)
<FW>
■小川航基(NECナイメヘン)=★★★★☆(→後半44分OUT)
強烈な右足ミドルで2戦連続ノーゴールだったチームに得点もたらす。課題のポストプレーも改善し、前線で起点となった。
■上田綺世(フェイエノールト)=★★★★☆(→後半44分IN)
途中出場から後半ATに値千金の同点弾。オランダで8戦8発の絶好調男が森保ジャパンを救った。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)




















