森保J、パラグアイ戦「予想スタメン」 久保が欠場濃厚も…ゴール奪取へ“攻撃的布陣”

パラグアイ戦の予想スタメン【画像:FOOTBALL ZONE編集部】
パラグアイ戦の予想スタメン【画像:FOOTBALL ZONE編集部】

パラグアイは堅守を武器にW杯出場権を獲得

 日本代表(FIFAランク19位)は10月10日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で行われるキリンチャレンジカップ2025でパラグアイ代表(同37位)と対戦する。9月の米国遠征では、メキシコ、アメリカ相手に2戦連続無得点で終わっただけに、得点が鍵になる。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 森保監督は9日に行われた前日会見で「9月の活動や、W杯の最終予選終盤から得点がなかなか奪えない試合があるというのは分かっています。まずは得点ができるように、奪ってから素早くいい守備からいい攻撃に繋げるところ、メキシコ戦やアメリカ戦でも出せた、いい攻撃から決め切って終わるということにこだわっていきたい」と話しており、攻撃がテーマとなる。

 パラグアイは北中米W杯南米予選で6位に入り、本大会への出場権を獲得。18試合で10失点と堅守を武器にしており、得点力アップを目指す日本には格好の相手となる。10月14日にブラジル戦が控えているが、指揮官は「まず明日勝つためにベストだと思われる編成をして、そのあとブラジル戦のことを考えていきたい」と語っており、“コアメンバー”を中心に起用すると予想した。

 最終ラインは右から渡辺剛、谷口彰悟、瀬古歩夢の3バックと予想。板倉滉も負傷で辞退するなど怪我人続出の守備陣だが、谷口が昨年10月以来の代表復帰。DFリーダーとしての期待がかかる。また今回の代表合宿では鈴木淳之介や橋岡大樹を入れた4バックの布陣も試されており、パラグアイ戦でも採用する時間がありそうだ。

 ボランチには、佐野海舟と鎌田大地を配置。9月のメキシコ戦では鎌田が攻撃を組み立てることでチャンスを生みだしており、パラグアイの堅守を崩すためにもボランチでの起用を予想した。

 両翼は右に伊東純也、左には代表復帰した中村敬斗。伊東は「やっとコンディションが上がってきた。ゴールを生み出すのが自分の役目だと思っている」と話すように足首の負傷が癒え、クラブでも高いパフォーマンスを披露している。別メニュー調整が続いている久保建英の欠場が濃厚なため、最近は右サイドでの起用が続いていた堂安律をシャドーに配置した。

 FWではフェイエノールトで絶好調の上田綺世に期待がかかる。三笘薫が不在とはいえ、W杯優勝を目指すためにも、3戦連続無得点は許されない。パラグアイの強固な守備を破り、再び上昇気流に乗りたい。

(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング