伝説の“ゆりかご”で祝った息子がポルトガル名門と5年契約! ベベット「本当に誇りに思う」
鹿島でもプレーした名手が23歳の息子のスポルティング加入を喜ぶ
伝説のゆりかごパフォーマンスから23年。鹿島アントラーズでプレーした元ブラジル代表FWベベットの息子、マテウスがポルトガルの名門スポルティング・リスボンと5年契約を結んだとクラブが発表した。
1994年アメリカ・ワールドカップ(W杯)の優勝メンバーとして知られるストライカーは、代表通算79試合39得点の成績を残した。2000年に鹿島でプレーし、2002年にサウジアラビア1部アル・イテハドでのプレーを最後に現役引退。2010年にはブラジルのリオデジャネイロ州会議員選挙に立候補し、当選していた。
アメリカW杯のオランダ戦でゴールを決めたベベットは、FWロマーリオらとゆりかごパフォーマンスで息子の誕生を祝った。この時に生まれたのがマテウスで、ゆりかごパフォーマンスはその後、子どもが生まれた際のサッカー界恒例のパフォーマンスとなった。
ベベットは息子のキャリアアップに感極まっている。自身のツイッターを更新し、「息子よ、本当に誇りに思うよ。ハードワークを続けてくれ。君の謙虚さがあれば、もっと成功できるよ。だからこそ、君はスポルティングの歴史に足を踏み入れることができたんだ」と喜んでいる。
ブラジル屈指の名手だった父親のようなキャリアを、マテウスは歩むことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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