リーグ戦では2試合連続ゴール

　オランダ1部フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が現地時間10月5日、リーグ第8節のユトレヒト戦で2得点を挙げ、3-2の勝利に導いた。これでリーグ戦では2試合連続ゴールで、開幕8戦で8ゴールとなった。

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　上田は3トップの中央でスタメン出場。まずは0-0で迎えた前半20分、味方のパスに抜群のタイミングで抜け出すと、前に出てきたGKを冷静にかわし、右足で無人のゴールに流し込んだ。この先制点にはベンチの元オランダ代表の名ストライカーだったロビン・ファン・ペルシー監督もガッツポーズで喜んだ。

　さらに勢いは止まらない。2-2になった後半43分、フェイエノールトが右サイドから攻撃を仕掛けたなかでMFルチアーノ・ヴァレンテが右サイドから中央に浮き玉クロス。FWサイル・ラリンがボールを落としたところを上田が引き取り、倒れ込みながらシュートを放ち、試合終盤に勝ち越しゴールを決めた。圧巻の2ゴールに本拠地のサポーターは歓喜した。

　これで開幕8試合で得点ランク単独トップの8ゴール。1試合2得点は今季2度目となった。早くも昨シーズンの7得点を超え、オランダでは自己最多ゴールとなった。

　上田はこの試合後、6日から始まる日本代表合宿に合流予定。10日にパラグアイ代表、14日にブラジル代表と対戦する。