ファウル基準が「少し曖昧な感じ」 京都監督が” 判定ブレ”に言及「少し分かりづらかった」

京都は川崎と1-1のドロー決着
京都サンガF.C.は10月4日、J1リーグ第33節で川崎フロンターレと対戦し1-1で終わった。試合後の会見で京都の曹貴裁監督は「少し曖昧な感じが見て取れた」と判定の部分について言及した。
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試合は立ち上がりの8分、川崎FWエリソンの折り返しを受けたFW伊藤達哉に流し込まれて先制を許した。それでもその後ピンチをしのぐと、同38分にMF奥川雅也の折り返しをMF松田天馬がシュートを放ち、DF須貝英大が流し込んだ。
その後は互いにチャンスを作ると、後半には京都が相手ペナルティーエリア内右側でFW原大智が浮き球をトラップ後に倒されたがノーファウル判定。曹監督は第4審に抗議をし、主審も確認をしたが判定は変わらずに川崎ボールでリスタートした。
試合後の会見で曹監督は「お互いにっていうか、判定に関してはレフェリーが決めるもので、それは選手もスタッフも我々が言ったから判定が変わるものではないんですけども、少し前半と後半のファールを取る基準であったりとか、PKかどうかっていうところで言うと、非常に僕から見てても少し曖昧な感じが見て取れたっていうので、少しゲームの中でお互いに落ち着かない展開になったのは残念だったかなと」と、前後半でのファウル基準について言及した。
それでも「ただ、それはレフェリーの判定に対して何か言いたいわけじゃなくて」としつつ、「やっぱりゲームっていうのは、そういう中でもやっていかなきゃいけない。我慢強さももちろん必要なんですけども、際のところの判定の基準が途中から変わってしまうと、なかなか選手も丸かバツかっていうのを感じないうちにやってしまうので、非常に僕も言い方としてはすごく難しくなりますけど、でもそれも含め自分たちは乗り越えていかないといけないって思うんですけど、そこが少し分かりづらかったなっていうのは、この場で言うことじゃないかもしれないですけど、少し感じたところであります」と、語っている。
京都のスタイルは攻守において強度が高いことが特徴なだけに、ファウル基準のブレはチームに大きな影響を及ぼす。「勝ち点1が次につながるっていうのはあえて言いたくはない」と曹監督が言うように、明日の鹿島アントラーズの結果次第で勝ち点差が7に広がり優勝が厳しくなるが、残り5試合で逆転することができるのか最後まで目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















