チェルシーDF退場…日本人が「重大な役割を果たした」 英評価「試合を完全に変えた」

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

チェルシー戦のブライトン三笘薫を「BBC」評価「最大のターニングポイント」

 イングランド1部ブライトンは9月27日にプレミアリーグ第6節でチェルシーと敵地で対戦し、3-1で勝利を収めた。日本代表MF三笘薫は先発出場し、得点に絡まず途中交代となったが、前線での果敢なプレッシングで相手DFの退場を誘発。英公共放送「BBC」では「最大のターニングポイントで重大な役割を果たした」と評価されていた。

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 前半はホームのチェルシーがブライトンを押し込む展開となり、前半24分に先制。オーバーラップしてきたDFリース・ジェームズのクロスを三笘がスライディングで防ごうとしたが、ボールはそのままファーサイドへと届き、走り込んだMFエンソ・フェルナンデスが頭で押し込んだ。

 ブライトンが1点を追いかける展開のなかで、試合が大きく動いたのは後半4分だった。三笘のハイプレスから決定機を迎え、MFディエゴ・ゴメスを倒したチェルシーのDFトレヴォ・チャロバーが決定機阻止の反則で退場に。ブライトンが数的有利を得た。

 すると、後半32分に三笘との交代でピッチに立ったFWダニー・ウェルベックがヘディングで同点ゴールを奪うと、11分の長いアディショナルタイムの間にDFマキシム・デ・カイペルとウェルベックの2得点目が決まり、ブライトンは3-1でチェルシーに逆転勝利を収めた。

 三笘は今季最短となる67分のプレーで、直接得点に絡むことができなかったが、「BBC」は「三笘はこの試合最大のターニングポイントで重大な役割を果たした。今季初先発だったチェルシーのアンドレイ・サントスからボールを奪い取り、チャロバーの退場を導いた」とレポート。「レッドカードが試合を完全に変えた」と総括し、三笘の確かな貢献を評価していた。

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