リバプール指揮官が大失態FWに苦言「不必要で愚か」 喜び過ぎて退場…本人も反省「申し訳ありません」

アルネ・スロット監督がウーゴ・エキティケの退場について言及【写真:ロイター】
アルネ・スロット監督がウーゴ・エキティケの退場について言及【写真:ロイター】

ウーゴ・エキティケは決勝ゴールをマークした

 イングランド・プレミアリーグのリバプールは現地時間9月23日、カラバオカップ3回戦でサウサンプトンに2-1で勝利した。後半に決勝ゴールを挙げたFWウーゴ・エキティケがゴール後の過剰な喜びによって退場処分となり、アルネ・スロット監督は「不必要で愚かだった」と厳しい言葉で苦言を呈した。英メディア「The Athletic」が伝えている。

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 エキティケは後半開始から出場。同8分に最初の警告を受けたが、1-1の後半40分にはFWフェデリコ・キエーザのラストパスを無人のゴールに流し込んで勝ち越し弾をマーク。しかし、その後ユニフォームを脱いで観客にアピールし、2枚目のイエローカードで退場となった。スロット監督は「最初のプレーは不必要だったし、愚かだった」とコメントし、冷静さの欠如を指摘した。

 さらにスロット監督は「感情をコントロールしなければならなかったからね」と述べたうえで、「チャンピオンズリーグ決勝で、3人の選手を抜いて後半42分にゴール上隅にシュートを決めたら、『これはすべて自分のためだ』と思うのも理解できるかもしれない」と皮肉を込めて語った場面もあった。

 一方、エキティケ本人も自身のインスタグラムに投稿。「今夜はホームで初めてのカラバオカップの試合を戦い、チームの勝利に貢献できたことを嬉しく思っています。今夜は感情が抑えきれませんでした。レッドファミリーの皆様、申し訳ありません」と綴り、自身の行為について謝罪した。

 また、同僚のDFアンディ・ロバートソンも試合後に「彼の愚かさが露呈した。彼はこの経験から学び、二度と同じことをしないと確信している」と語り、若きストライカーの今後の成長に期待を寄せた。

 エキティケは今夏にドイツ1部フランクフルトから加入。今季公式戦8試合で5ゴールと結果を残しているが、この退場により次節クリスタル・パレス戦は出場停止となる。

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