優勝戦線から後退の町田「甘さが出た」 黒田監督がPK献上に言及「京都さんとの違い」

アウェーで京都と対戦し1-1のドローに終わった
J1リーグは各地で第31節が行われ、FC町田ゼルビアはアウェーで京都サンガF.C.と対戦し1-1で終わった。試合後の会見で町田の黒田剛監督は「途中からの選手がもっとやらないといけない」と言及した。
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町田は今季、一時は負けが続き中位に位置していたが5月中旬以降から徐々に勝ち点を重ね、6月から8月にかけてリーグ戦8連勝を記録。一気に優勝戦線に浮上し、直近3試合は2分1敗と勝ちがないが、試合前次点で首位の鹿島アントラーズと勝ち点差7の5位につけていた。
そして京都戦では序盤から激しい攻防が繰り広げられると、前半16分に試合は動く。敵陣右サイドからMF林幸多郎がロングスローを入れると、こぼれ球を拾ったMF中山雄太がボレー。鋭いシュートは惜しくも右ポストに直撃したが、跳ね返りをDF岡村大八が押し込み先制成功した。
リードで折り返した後半は京都に攻め込まれると、後半25分にPKを献上。それでもFWラファエル・エリアスのPKをGK谷晃生がセーブし難を逃れた。しかし終了間際のアディショナルタイム、途中出場のMF沼田駿也がMF佐藤響を倒して再びPKを献上すると、これをFW原大智に決められ土壇場で追い付かれ1-1のドローで終わった。
町田はこれでリーグ戦4試合未勝利となり、優勝争いから後退する結果に。試合後の会見で黒田監督は「前半はプラン通りでしたけど、後半入った選手が上手く機能しなかった」と試合の流れを振り返った。
また、「流れが悪いなかで岡村の負傷もあって、安易なロストもあった。PKの場面では足振ったところに頭が来たけども、そこを頭と頭で、安易に足を出さずにいくことが大事。そういう際のところで京都さんとの違いが出たんじゃないかなと思う。ひとつひとつで甘さが出たし、京都さんの強さが垣間見えたかなと思います」とPKを2本献上したシーンに言及した。
「我々が勝っていたゲームなので、仲間のために何をするべきかよく考えてほしい。途中からの選手がもっとやらないといけない。仲間ががっかりするようなプレーは認められないし、自覚を持って奮起奮闘してほしいと選手には厳しく話しました」と、試合後のロッカールームでの裏側を明かした。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)





















