大混戦のJ1順位表ついに“異変”「一歩抜けた」 2位と4差…残り7試合「STOP the 鹿島」

J1リーグ第31節が行われた【写真:徳原隆元】
J1リーグ第31節が行われた【写真:徳原隆元】

J1リーグが各地で行われた

 J1リーグ第31節が9月23日に各地で行われ、首位の鹿島アントラーズが勝利し、2位以下を引き離した。また、残留争いの各チームはいずれも勝利できず、苦しい1日となった。

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 前節終了時点で首位に立っていた鹿島は、ホームでセレッソ大阪と対戦。前半28分にMF本間至恩が獲得したPKをMFヴィトール・ブエノに決められて先制を許したが、3分後にPK献上のMF知念慶が右サイドのクロスから同点ゴール。後半にFWレオ・セアラとMF松村優太が連続ゴールを決め、3-1の勝利で勝ち点を61に伸ばした。

 前節の敗戦で勝ち点55にとどまり鹿島に勝ち点3差をつけられた京都サンガF.C.は、勝ち点51で5位のFC町田ゼルビアと上位対決に臨んだ。町田がロングスローのこぼれ球からDF岡村大八がミドルを決めて前半に先制したゲームは、後半にGK谷晃生が相手エースFWラファエル・エリアスのPKをストップ。しかし、後半アディショナルタイムに再び京都がPKを得ると、FW原大智が決めて1-1の引き分けに持ち込んだ。

 勝ち点55の3位柏レイソルと勝ち点51の6位サンフレッチェ広島の上位対決は、双方がゴール前に迫る激闘を見せた。両チームとも決定機があったものの、GKのファインセーブやゴールポスト直撃のシュートによりゴールが生まれない。撃ち合いの様相を呈したゲームだがスコアは0-0で終わり、勝ち点1ずつを分け合った。

 勝ち点54の5位ヴィッセル神戸は、ホームで東京ヴェルディと対戦。前半10分にFW大迫勇也が決めた先制点でゲーム展開を楽にすると、FW宮代大聖の2ゴールもあり4-0の大勝。この結果、鹿島が勝ち点61で2位以下に勝ち点4差をつけて頭ひとつ抜け出した。勝ち点を57に伸ばした神戸が一気に2位へ浮上。以下、京都(56)、柏(56)、町田(52)、広島(52)と続き、4位と5位の間も勝ち点4差に開いたものの、上位の混戦状態は続いている。

 残留争いでは、11戦未勝利の最下位アルビレックス新潟は、ホームに名古屋グランパスを迎えた。積極的なゲームを展開したが、0-0の引き分けで勝利を得られず。14戦未勝利で迎えた19位の湘南ベルマーレは、川崎フロンターレとの対戦で0-2から後半38分にDF舘幸希のゴールで1点を返すも1-2で敗れた。

 18位の横浜FCはファジアーノ岡山とのアウェーゲームを0-0で引き分け。17位の横浜F・マリノスはガンバ大阪とのアウェーゲームで先制するも、3点を奪われて痛恨の逆転負けを喫した。16位との差が開いている中で下位4チームはいずれも勝利を得られず、横浜FMと横浜FCが勝ち点28で並んで得失点差により17位と18位。19位に勝ち点25の湘南、20位に勝ち点21の新潟と続いている。

 残り7節となったJ1の最新順位にSNSの各チームのファンも反応。「楽しいね〜今年のJリーグ」「更に混沌とするな」「流石に総合力の鹿島が一歩抜けた印象」「STOP the 鹿島」「優勝は上位4チームに限られた印象」「残留争いが横浜ダービー」「マリノスさん もう後がないけど大丈夫?」と様々な声が挙がっていた。

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