J3へ武者修行「活躍できる自信はある」 2年目で成長を実感…昇格に向けて「ベクトルが揃ってる」

栃木SCに期限付き移籍中の森璃太【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
栃木SCに期限付き移籍中の森璃太【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

新潟から栃木に期限付き移籍中の森璃太

 直近のリーグ戦で6試合負けなしと、J2昇格プレーオフ圏内に近づいてきた栃木SC。1年でのJ2昇格に向けてアルビレックス新潟から期限付き移籍で加入しているDF森璃太に現在地と、後半戦に向けての意気込みを聞いた。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 森は今季の開幕戦でアシストをするなど、序盤戦ではスタメンに定着。しかし、夏場に入ってからベンチスタートが増え、出場機会が減ってきた。

 この現状に「コンディション自体はいいので、いつでも出れる準備はしてるっていうのが現状で。途中から出て活躍して目に見える結果を残すことが来年以降につながってくると思うんで、そこの部分は意識してます」といつ名前が呼ばれてもいいように準備を怠らない。

 チームとしては6試合負けなしと好調で、順位も7位まで上げてきた。チームの雰囲気について「みんな前向きにプレーしてますし、本当に昇格ってとこに対して、1つの目標に対して同じベクトルが揃ってる」と結束力を強調。「うまく結果に結びついてるのがいいかなと思う反面、内容は改善しなきゃいけないので、そこは試合やりながら、勝ちながら修正していくっていう感じです」と続けた。

 自身は出場機会が減っているなかでもポジティブに取り組めているようで、「メンタル面の持って行き方というか、サッカー選手としての心構えみたいなのはすごく成長したと思いますし、そこの軸さえできれば、活躍できる自信はあるので。そこはレンタルに出てよかったなと思ってます」と栃木に来てから、一サッカー選手としての成長を感じている様子だった。

 古巣の新潟の試合も欠かさずチェックしているようで、「新潟の知人と連絡は取ったりするので。移籍しましたけど新潟のことはずっとチェックしてるんで、あんまり離れてる感じじゃないです」と話し、同期で仲の良いMF奥村仁と「よく連絡してます」と笑った。

 J3リーグも残り11試合となり、激しい上位争いが繰り広げられている。森は終盤戦に向けて「チームとしては昇格に対して自分の強みを十分に生かすことが求められると思うし、個人としては、いかにサッカー選手として成長するかってとこが、この残り少ない期間でも求められると思うので。個人としてはそこにフォーカスしてやっていきたいかなと」と、チームのために自分の持ち味であるスピード、俊敏さを活かしていきたいと意気込んだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング