めくれ上がった芝「サッカーの話をするのは難しい」 J1監督がピッチコンディションに苦言

柏のロドリゲス監督「いいプレーをするにはとても難しいピッチコンディション」
柏レイソルは9月12日、J1リーグ29節でヴィッセル神戸と対戦し、0-0に終わって首位浮上を逃した。試合後の会見でリカルド・ロドリゲス監督は、「いいサッカーをするには難しいピッチコンディションだった」と言及した。
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首位の京都サンガF.C.を勝ち点1差で追う柏は、同じ勝ち点53の神戸のホームに乗り込んだ。試合は序盤から激しい攻防が繰り広げられたなか、ピッチ全体的に芝の状態が悪く、ゴール前は芝がめくれ上がっている状態であった。
柏はボールを握る時間が長かったものの、決定機らしいチャンスは後半にDF馬場晴也のシュートと、FW垣田裕暉のヘディングのみ。神戸もロングボールを主体に柏ゴールに迫ったが、最後まで互いにネットを揺らせず0-0で終了した。
試合後の会見でロドリゲス監督は、「まずはこのような美しいスタジアムでの試合だったにも関わらず、サッカーの話をするのはとても難しいと思います」とピッチコンディションに苦言。「というのも、いいサッカー、いいプレーをするにはとても難しいピッチコンディションだったからです」と語った。
「きょうプレーしてみて改めて神戸さんがダイレクトプレーを多用していることが理解できました」とし、「通常のように多くのチャンスを我々は作れていませんでしたけれども、試合終盤、ジエゴ、そして馬場の決定的なチャンスを2つも作れていましたし、そういう意味では、勝ち点1以上のプレーができていたと、我々の方がプレーできたいたかと思います」と内容についてポジティブだったと明かしている。
他会場で首位の京都サンガF.C.もサンフレッチェ広島と引き分けたため、勝ち点差は縮まらず。首位浮上のチャンスを逃す形となった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)





















