日本で受けた衝撃「とても静かで平和」 帰化は未定も…本人前向き「機会があれば喜んで受け入れる」

京都サンガのラファエル・エリアス【写真:柳瀬心祐】
京都サンガのラファエル・エリアス【写真:柳瀬心祐】

京都FWラファエル・エリアスが母国インタビューに登場

 京都サンガF.C.のブラジル人FWラファエル・エリアスが、母国メディア「グローボ」のインタビューに登場。京都でのプレーや生活、将来的な日本への帰化の可能性にも言及している。

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 エリアスはブラジルの名門パルメイラスの下部組織からプロデビューし、ブラジル国内クラブを期限付き移籍で渡り歩きながらアラブ首長国連邦(UAE)のバニーヤースSCでもプレー。最終的には、昨年夏にクルゼイロから京都へと移籍加入した。昨季は残留争いに巻き込まれたチームの中で、リーグ15試合11得点の活躍。救世主として人気を集めた。

 その活躍についてエリアスは「私にとって、本当に魔法のような瞬間でした。チームが残留争いの非常に厳しい時期に日本に来ましたが、すべてうまくいきました。たくさんのゴールを決め、チームに必要な勝ち点獲得に貢献することができました」と話す。

 そして今季はチームが首位に立ち、エリアスはここ4試合で7ゴールの爆発的な得点力を見せトータル15ゴールは鹿島アントラーズのFWレオ・セアラと並んで得点ランク首位。ブラジル人ストライカーは「今年は特に得点王争い、そしてチームの優勝争いに貢献できていることを嬉しく思います。神に感謝するしかありません。日本への順応も順調で、家族も日本でとても幸せです」と話している。

 京都での生活でゴミの分別回収に驚きを語るなど、エリアスは治安や清潔さの観点から、素晴らしいものだと話している。

「敬意、気配り、そして日常生活で私たちに与えられるあらゆるものが信じられないほどです。驚くほどに礼儀正しく、とても静かで平和です。通りで叫び声や騒ぎは聞こえません。通りも地下鉄も電車も、とても清潔です。白い靴下を履いて地面を歩き回っても、家に帰ることができます。信じられないほどです。

 そして、ここの治安は素晴らしいです。子供たちは通りで遊んでいて、外国人、中国人、日本人、韓国人など、誰もがお互いを尊重し合っています。敬意は誰に対しても平等です。それが私たち(家族)のこの国への愛をさらに深めました。誰もが安全とルールを厳格に守っています。私たちがここで経験していることは信じられないほど素晴らしいです」

 今季のラストスパートへ向け、エリアスは「私の夢はJリーグのチャンピオンになることです。もし一つしか選択肢がないとしたら、リーグ優勝をしたいです。街も人々も、その栄誉に値すると思っています。クラブは私たちが良い仕事をするために必要なあらゆるサポートを提供してくれます。しかし、理想的で完璧なシナリオは、リーグ優勝、得点王、そしてリーグMVPを獲得すること。それが私にとって究極の夢です」と語る。

 京都との契約が「長期である」と明かしたエリアスは、将来的な帰化について「いくつか話し合いはありますが、まだ進行中で、具体的なことは決まっていません」としながらも、「もし機会があれば喜んで受け入れます。自分だけでなく、妻と娘たちにとっても良いことだと思います」と、前向きな思いを語っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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