森保ジャパン、アメリカ戦出場全17選手「パフォーマンス査定」 収穫ありも…完敗で軒並み低評価

アメリカ戦の出場メンバー17選手を5段階査定
日本代表(FIFAランク17位)は現地時間9月9日、米オハイオ州コロンバスのLower.comフィールドでアメリカ代表(同15位)と国際親善試合を行い、0-2で敗れた。出場した17選手を5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎)
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◇ ◇ ◇
<GK>
■大迫敬介(サンフレッチェ広島)=★★★★☆
2失点を喫したが、後半3分、9分にプリシッチのシュートを立て続けにセーブするなど幾度も決定機を防いだ。安心して第2GKを任せられる。
<DF>
■荒木隼人(サンフレッチェ広島)=★★★☆☆
3バックだった前半は相手1トップのバログンをしっかり押さえ込んだ。後半から4バックに変更となったが、統率しきれなかった。
■関根大輝(スタッド・ランス)=★★☆☆☆
前半は3バックの右、後半は4バックのセンターで出場。シャドーのプリシッチ、センデハスのポジショニングに惑わされ、後手を踏んだ。
■長友佑都(FC東京)=★★☆☆☆(ハーフタイムOUT)
前半9分にヘンリーへのサイドチェンジで好機を演出。30分にはフリーマンとのスピード勝負でも負けなかったが、失点場面ではマークに付ききれなかった。
■瀬古歩夢(ル・アーブル)=★★☆☆☆(→ハーフタイムIN)
本職ではない左サイドバックで出場。三笘投入後は高いポジショニングを取り、攻撃をサポートした。だがクロスは精度が低く、効果的とは言えず。
<MF>
■佐野海舟(マインツ)=★★★☆☆
前半18分に自陣でのパスミスから決定機を許した。持ち味の鋭い寄せや積極的に飛び出す姿勢は好印象も、アピールまでには至らず。
■藤田穣瑠チマ(ザンクト・パウリ)=★★☆☆☆(→後半17分OUT)
前半は積極的にボールを触り、リズムを作った。だが時間の経過と共に存在感は薄くなり、中盤の主導権を相手に握られた。
■望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)=★★☆☆☆(後半27分OUT)
攻撃では積極的に右サイドをオーバーラップしてチャンスを作り出した。だが全てを台無しにする軽い守備で先制点につながるクロスを許す。
■前田大然(セルティック)=★★☆☆☆(→後半17分OUT)
前半28分にスピードを生かして突破した場面はあったが、良かった点はそれぐらい。守備でも攻撃でも中途半端なポジショニングで良さが生きなかった。
■伊東純也(ヘンク)=★★★★☆
右シャドーでの出場。左サイドにも顔を出すなど幅広く動き回り、常にゴールの匂いを感じさせた。シャドーでの高い適性を示したのは収穫。
■鈴木唯人(フライブルク)=★★☆☆☆(→後半17分OUT)
前半35分に前線でボールをカットして伊東の決定機を演出。だが全体的にボールに絡む回数が少なく、期待値を上回れなかった。
■鎌田大地(クリスタル・パレス)=★★★☆☆(→後半17分IN)
2試合連続で6番の位置で出場。ボールを引き出してリズムを作ったが、決定機を生むには至らず。
■三笘薫(ブライトン)=★★☆☆☆(→後半17分IN)
左サイドで瀬古、鎌田と連携しながら攻撃を試みた。だがドリブル突破する場面は限られ、局面を打開できなかった。
■南野拓実(モナコ)=★★★☆☆(→後半17分IN)
ビハインドの状況とはいえ、メキシコ戦よりも積極的にボールに絡む姿勢を見せた。
■菅原由勢(ブレーメン)=★★★☆☆(→後半27分IN)
決定機を作るには至らずも、好クロスを送るなど攻撃面では良さを発揮した。
<FW>
■小川航基(NECナイメヘン)=★★☆☆☆(後半27分OUT)
クロスへ飛び込むタイミング、後半25分のバー直撃のシュートなど何とかしようとする姿勢は見せた。だがポストプレーの質など上田との差を感じる場面も。
■町野修斗(ボルシアMG)=★★☆☆☆(→後半27分IN)
2試合連続で途中出場。クロスを頭で合わせる場面もあったが、相手が守備に入っていた状況でできることは限られた。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)



















