W杯の鍵を握る“3時間”「ちょっと厳しかった」 久保建英も吐露…朝食も「ほとんど来てなかった」

オークランドとコロンバスの時差は3時間
日本代表(FIFAランク17位)は現地時間9月9日、米オハイオ州コロンバスのLower.com フィールドで、アメリカ代表(同15位)と対戦する。会場で前日会見に臨んだ森保一監督は「時差がコンディション面でベストを作るのが難しい」と明かした。
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日本代表は現地7日にメキシコ戦を戦ったオークランドから、アメリカ戦が行われるコロンバスに飛行機で約5時間の移動。時差は3時間あり、西から東に移動したので、時刻が早まった。森保監督は「(W杯では)3時間の時差で中2日で試合することは実際はないが、この時差がコンディション面ではベストを作るのは難しいと感じました。今日の選手の顔、疲労を見て、選手と話した中で密かに時差が効いてますねと話していたので、本大会の時にどれだけ早く移動後のコンディション回復はチームとして、より考えなければいけないかなと思っています」と明かした。
選手たちからも、この時差について言及。MF久保建英は「今日の朝ごはんはフリーだったんですけど、ほとんどの選手が朝ごはん来てないぐらい、結構今回の時差はきつかったですね。1個目(オークランド)は大丈夫でしたけど、今回の3時間というのは、1日感覚的には短くなりますし、ちょっと厳しかったなと思います」と明かした。主将のMF遠藤航も「個人的には気にならないですけど、選手によってはちょっと寝られなかったとか、眠くないみたいな人は何人かいました」と話した。
本大会ではグループリーグは西部、中部、東部と分けられており、時差の影響はないが、決勝トーナメントでは今回のように西から東への移動もある。W杯9か月前に選手たちが身をもって経験したことが、今回の米国遠征の何よりの収穫となる。「僕たちがしっかり与えられた環境でいい準備をしていければなと。今回はいろんな試みをトレーナーの方々がしてくれているので、適応していければなと思います」と久保。実力のあるホスト国との対戦だけでなく、森保ジャパンが貴重な経験を積んでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)




















