森保J、メキシコ戦の出場全17選手「パフォーマンス査定」 攻撃に課題も…怪我人続出の守備陣に収穫

メキシコ戦の出場メンバー17選手を5段階査定
日本代表(FIFAランク17位)は現地時間9月6日、米カリフォルニア州のオークランド・コロシアムでメキシコ代表(同13位)と親善試合を行い、0-0のスコアレスドローに終わった。出場した17選手を5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎)
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◇ ◇ ◇
<GK>
■鈴木彩艶(パルマ)=★★★★☆
後半23分には警戒していたセットプレーからチャンスを作られたが、リラのヘディングを好セーブ。チームを救った。
<DF>
■板倉滉(アヤックス)=★★★★☆(→後半15分OUT)
3バックの右で出場。中央の時よりも持ち味の攻撃的な守備を見せ、何度もインターセプトを披露した。負傷で無念の途中交代。
■渡辺 剛(フェイエノールト)=★★★★☆
3バックの中央を務め、FWラウール・ヒメネスに仕事をさせず。攻撃でも高性能のロングフィードでチャンスを作り出した。
■瀬古歩夢(ル・アーヴル)=★★★☆☆
守備では一度だけ鎌田とお見合いする場面もあったが、及第点の出来。ボールを握る展開だっただけに攻撃時はもう少し三笘のサポートをしたかった。
■関根大輝(スタッド・ランス)=★★★☆☆(→後半15IN)
板倉の負傷を受けて緊急出場となったが、落ち着いて試合に入った。ビルドアップでは板倉との差を感じる場面もあり、今後に課題を残した。
<MF>
■遠藤航(リバプール)=★★★★☆
危ないシーンでは必ず顔を出し、メキシコの前進をストップ。前半4分には猛烈なプレスで久保の好機を演出した。相棒が鎌田だったこともあり、攻撃では無難なプレーに終始。
■鎌田大地(クリスタル・パレス)=★★★★☆(→後半24分OUT)
ボランチの位置で何度もボールを受けてリズムを生み出し、前半から相手を押し込んだ。交代した後に攻撃が噛み合わなくなったことで存在感の大きさが浮き彫りに。
■堂安 律(フランクフルト)=★★★☆☆(→後半37分OUT)
守備では何度もプレスバックをしてチームを助けた。攻撃では久保との連携で打開しようと試みたが、決定的な仕事はできず。
■三笘 薫(ブライトン)=★★★☆☆(→後半37分OUT)
前半34分にカウンターを受けた場面では猛烈なプレスバックでピンチを防いだ。ターンで沸かせる場面もあったが、後半20分の好機ではシュートブロックされた。
■久保建英(レアル・ソシエダ)=★★★☆☆(→後半24分OUT)
前半4分、同11分とシュートチャンスが巡ってきたが、モノにできず。後半8分には右足のクロスで南野の決定機を演出した。
■南野拓実(モナコ)=★★☆☆☆(→後半24分OUT)
ボールを引き出そうと前線で動き回ったが、潰される場面が目立った。後半8分の決定機では右足ボレーが浮いてしまった。
■佐野海舟(マインツ)=★★★☆☆(→後半24分IN)
鋭い寄せでボールを奪うシーンなど、守備は安定。一方、攻撃では縦パスを狙ったがズレる場面が多く、チャンスにはつながらなかった。
■前田大然(セルティック)=★★☆☆☆(→後半24分IN)
左ウイングバックに入り、裏へ抜け出そうとする場面はあったが、パスが出て来ず。スピードを生かせず、機能しているとは言い難かった。
■伊東純也(ヘンク)=★★☆☆☆(→後半24分IN)
慣れている右サイドでの投入となったが、鎌田、久保が下がった後だったこともあり、スピードを生かす場面はなかった。
■鈴木唯人(フライブルク)=出場時間短く採点なし(→後半37分IN)
<FW>
■上田綺世(フェイエノールト)=★★★☆☆
メキシコ守備陣を相手に最前線で身体を張り続けた。シュートまでは持ち込めなかったが、試合終了間際にはDFラインの裏に抜け出してレッドカードを誘発した。
■町野修斗(ボルシアMG)=出場時間短く採点なし(→後半37分IN)
時間は短かったが、上田と2トップを組み、新たなオプションを感じさせた。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)




















