C大阪加入を兄・久保建英に相談「やりたいようにやれば」 弟・瑛史が告白「自分で決めろよ」

24日にFCティアモ枚方とトレーニングマッチ
J1のセレッソ大阪は8月24日、JFLのFCティアモ枚方とトレーニングマッチを行った。試合後には21日に加入した日本代表MF久保建英の弟・瑛史(えいじ)が取材に応じ、「自分で決めろよっていうふうには言われましたね」と兄とのやり取りに言及している。
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現在17歳の瑛史はスペイン1部レアル・ソシエダの下部組織で3シーズンプレー。180cm73kgの体格で、右利きのプレーヤー。主にボランチや中盤を主戦場とするプレーメーカーだ。かつてFC東京からラ・リーガのレアル・マドリードに移籍をした兄・建英と同様にJリーグから世界を目指す挑戦がスタートする。
24日にはティアモ枚方とのトレーニングマッチにスタメン出場。前半はCB、後半からは本職のボランチでプレーした久保は「レアル・ソシエダと比べて、フォーメーションであったりチームスタイル、やりたいことっていうのが違うので、そこに馴染むまでにちょっと時間がかかりましたし、やりたいことっていうのはあんまりうまくはできなかったですけど、少しずつ慣らしてチームのためになればなと思ってます」と言及した。
また、C大阪へ加入するにあたり、「未成年ってこともありますけど、うちの家族は色々と喋ったりするので、相談したりはもちろんしましたね。両親に言ってからタケにも言って、『やりたいようにやれば。自分で決めろよ』っていうふうには言われましたね」と家族や兄・建英との会話を明かしている。
またソシエダで活躍する兄・建英については「サッカー選手としてはやっぱり尊敬する選手ですし、家族としてはアドバイスくれてたまに試合見てくれたり、その試合で何が悪かった良かったっていう話もしますし、普通に私生活でも非常に優しいお兄ちゃんです。サッカーの話をすることも多かったりはしますけど、入れ違いになることが多かったんで、生活的には。僕が学校行ってる間に練習してて、僕はその後に練習に行かないといけなかったんで、あんまり日常的に会話とかはなかったです。でも例えば土日とかフリーな、空いてる時間には話したりはしました」とサッカー選手として尊敬しつつ兄弟、家族としての時間の過ごし方があったと口にした。
アーサー・パパス監督は瑛史について「加入して間もないですし、トップチームでこうやって対峙するんだよっていうところやってほしいと伝えました。一気に試合に出るってことはまだまだ可能性はちょっと低いかもしれないですけど、まずは順応するっていうことをしっかりと意識してやってもらいたいなと思います。未来に向けてここでしっかりと成長することがまず1つの目的のなので、ミスを恐れずにっていうところも、ちゃんとやりながら掴んでいってもらって、1つ1つ進んでいってほしいなっていうところですね。あんまり期待しすぎてもね、彼にとって影響が大きいかなと思うんで」と、まだ17歳の若武者を長い目で見てほしいと呼びかけている。C大阪のボランチは主将のMF田中駿汰や喜田陽、吉野恭平らに加え、香川真司らもプレーすることから激戦区となっているが、どう割り込んでいくのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)




















