香川真司が明かした大迫&武藤との“やりとり”「話をちょっと」 輝きの裏に…吐露したベテランのリアル

香川真司が大迫勇也と武藤嘉紀とのやりとりを話した【写真:柳瀬心祐】
香川真司が大迫勇也と武藤嘉紀とのやりとりを話した【写真:柳瀬心祐】

香川真司が今季2ゴール目をマーク

 セレッソ大阪は8月23日、J1リーグ第27節でヴィッセル神戸と対戦して1-1で引き分けた。元日本代表MF香川真司が開幕戦以来の今季2ゴール目をマーク。トップ下での先発起用で香川らしい高いクオリティーを見せ続け、相手の脅威となった。夏場に状態を高める36歳は、負傷から復帰した相手のベテランFW大迫勇也やFW武藤嘉紀らとコンディション面について話をしたと明かした。

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 これぞまさに香川真司だった。前半35分、MFルーカス・フェルナンデスからのパスを受けたMF本間至恩が自ら仕掛けてゴール前にポジションを取った香川へパス。狙いを定めて左足を合わせた香川の今季2点目が決まった。ゴールだけでなく、ペナルティーエリア付近で効果的な動きを繰り返し、高いクオリティーのプレーを連発。守備でも相手から奪い切り、チームの“心臓”としてハイパフォーマンスを発揮した。

 今季はこれまでに22試合出場していたが、直近2試合では先発から外れた。スタメン復帰した神戸戦では、相手の35歳大迫や33歳武藤と出場し続ける意味について言葉を交わしたという。大迫、武藤ともに負傷によって長期間ピッチを離れていた時期があったため、ベテランコンディションの維持について思うこともあったようだ。

「試合に出続けて、この年齢になった時に。やっぱり1回休んだりするとあげるのが難しいな、と。今日で言うと武藤選手や大迫選手とそういう話もちょっとしていたんですけど、試合に出続けないとコンディションは上がらないし、いくら練習をハードに積んでも本番の雰囲気の試合でやり切らないといけない。出続けたらもっとコンディションは逆に上がっていくでしょうし、その感覚を大事にしてやっていきたいなという気持ちはあります」

 だからこそ、ゴールを決めたこの一戦でも「満足しちゃダメ。もっといけたという感覚の方が強い。勝たないといけなかったので悔しい」と反省しきりだった。輝きを放つ香川は、熱い闘志と決死の覚悟でピッチに立ち続けている。

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