J2→J1上位に移籍で即活躍 逆転弾がもたらした静寂からの歓喜「あんまり覚えてないんですけど…」

途中加入の小西雄大が存在感
柏レイソルは8月22日、J1リーグ第27節で浦和レッズと対戦し、4-2で勝利した。0-2から後半の4ゴールで試合をひっくり返したこの一戦で逆転ゴールを決めたのが、途中出場のMF小西雄大だった。
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小西は今夏の移籍市場でJ2モンテディオ山形から柏にやってきた。第25節の湘南ベルマーレ戦(2-0)では追加点をアシストするなど存在感を見せていたなかで、公式戦3試合目の出場となった浦和との大一番で初ゴールを決めてみせた。
途中出場でパス成功率は100%。得点シーンは珍しく左サイドの高い位置にポジションをとり、得意の左足から生まれたものだった。会心の一撃について小西は「2人かわしたところで、結構自分のなかで、なんとなくいけるなっていう。というのがあったので、迷いなく入れました」と、一瞬の静寂から歓喜に包まれた瞬間を振り返った。
シーズン途中加入ながら即チームにフィットしたなかで、小西自身も「(連携は)スムーズになってきたかなと思いますし、自分自身の役割みたいなものも、より明確になってきたかなとは思います」と手応えを得ている。ゴールを決めたあとには、スタンドのサポーターの元に走り喜びを分かち合うシーンもあったが、「あんまり覚えてないんですけど。ちょっとまだ喜び方が分からなくて、どうやって喜んだらいいのか。(サポーターのところに)行っていいんかなとか思いましたけど、やっぱりサッカー専用スタジアムの良さだと思いますし。ちょっとずつ、その辺も慣れていけたらなと思います」と笑顔で回想した。
今季のJ2で下位に沈んでいた山形からJ1上位の柏に移籍し、徳島ヴォルティス時代から縁のあるリカルド・ロドリゲス監督の下で輝きを放つ「21番」が2011年以来となるリーグ制覇の重要なピースになるはずだ。




















