森保監督が逆転劇に大満足「熱すぎるぐらいのパッション」 E-1組も躍動「驚異与えてた」

柏×浦和の一戦を現地視察した森保一監督【写真:徳原隆元】
柏×浦和の一戦を現地視察した森保一監督【写真:徳原隆元】

森保監督と名波コーチが柏×浦和を現地視察

 日本代表の森保一監督は8月22日のJ1リーグ第27節、柏レイソルと浦和レッズのゲームを視察した。柏のFW細谷真大、MF久保藤次郎といった7月のE-1選手権で招集した選手のゴールと活躍を喜びつつ、「日本人のサッカー、日本国内のサッカー熱、サッカー文化というのも間違いなく広く根付いている」と話した。

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 試合は浦和が前半に2点を先制するも、柏が後半に4点を奪っての逆転勝利になった。細谷は途中出場から同点ゴールを決め、久保はウイングバックでフル出場した試合のアディショナルタイムにチームの4点目を決めた。

 ともにE-1選手権に招集した選手だっただけに森保監督は「先発に出たこの前半から押し込む展開のなか、キープレイヤーとしていいい起点といい攻撃のポイントになってきたと思いますし、最後1点を決めるという、ウイングバックのシュートからウイングバックが最後決めるという、これまでも続けてきた形の中で自分の良さを発揮してたかなと思います」と久保について話した。また、細谷についても「約30分とアディショナルタイム分ぐらいだと思いますけど、起点になることと、ゴール前での脅威というものを相手に与えてるのかなと思います」と話した。

 そうしたなかで、9月に米国遠征をして国際親善試合を2試合行う活動については、欧州組が開幕直後のタイミングになる。指揮官は「これまでの代表活動の中でと、世界トップ基準の中で、どうやって選手を選んでいくかというところは、過去の経験から考えて、また現在の選手たちのこのコンディション等と総合的に見ながら、代表の選考にはつなげていきたい」と話している。

 そしてこの日、三協フロンテア柏スタジアムを包んだ熱狂的な雰囲気について「本当に熱い試合だったと思いますし、サポーターの皆さんもいい雰囲気を作っていたと思います」として、嬉しそうな表情を浮かべた。

 森保監督は「これだけサポーターが熱狂して、最初から本当に熱すぎるぐらいのパッションで試合を盛り上げてくれていた。これは、日本リーグ時代からやってる私としては、日本サッカーが間違いなく成長して、サポーターの皆さんがほんとにこう作り上げてきてくださっている。現場の選手、スタッフも含めて、全てが成長してきているという、みんなの努力が見られて、嬉しかったです。日本人のサッカー、日本国内のサッカー熱、サッカー文化というのも間違いなく広く根付いていると思います」と話していた。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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