森保監督、英絶賛の田中碧に「日本人として嬉しい」 代表での評価「間違っていなかった」

プレミアで結果を残した田中碧に森保監督「もともと、そう思っていました」
日本代表の森保一監督は8月20日、J1リーグ第30節のFC町田ゼルビアとガンバ大阪の試合を視察した。試合は3-1で町田が勝利を収めて、暫定ながらJ1の首位に浮上した。試合後、メディアの取材に応じた森保監督は、日本代表の競争激化につながる選手たちの活躍ぶりを喜んだ。
【プレミアリーグ2025-26開幕】U-NEXT サッカーパックが全試合を独占配信 気になる登録方法は?
Jリーグでは激しい首位争いが繰り広げられているが、多くの日本代表選手が活躍する欧州では新シーズンが開幕を迎えたばかり。そのなかでも今シーズンからイングランド1部リーグで戦うことになったリーズのMF田中碧は、開幕戦のエバートン戦(1-0)から突出した活躍を見せた。
昨季は2部リーグでプレーしていた田中が、プレミアリーグでどれだけ戦えるかは注目されていたところだが、森保監督は「もともと、そう(1部でもできると)思っていました」と言い、「W杯を含め、彼がこれまで日本代表でプレーした国際舞台のなかでも、世界のトップトップとの対戦でも、できるというところは見せてくれていました。プレミアリーグで、世界最高峰と言われるリーグで、彼がしっかり実力を発揮してくれている姿を見て、これまで見ていた評価は間違っていなかったんだなということは、あらためて確認させていただきました。メディア上で彼を称賛する声が多く上がっていることは、日本人として嬉しいなと思います」と、その活躍を喜んだ。
他国に目を移せば、オランダ1部フェイエノールトのFW上田綺世、ドイツ1部フランクフルトのMF堂安律、スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英とゴールという結果を出している選手たちもいる。森保監督は目を細め「嬉しいですね」と言い、競争の激化を歓迎した。
「これまで最終予選を戦ってきてくれたコアメンバー、6月の出場機会で良いプレーをしてくれた選手たち、E-1選手権でもなかなか招集できなかった国内組を招集させてもらって、そこでもみんな良いプレーをしてくれました。本当に多くの選手が、今の実力と、これからの可能性を示してくれているなか、高い激しく厳しい競争のなか、選手たちが結果を出して存在感を見せてくれているのは、選ぶ側にとっては難しいことになりますが、日本人が世界で得点を奪える、得点に絡める、チームを勝たせる存在感を発揮してくれていることは、嬉しい限りだと思います」
日本代表監督としては難しい選択を迫られることになるものの、日本代表の候補となる選手たちの活躍を喜んだ。
(河合 拓 / Taku Kawai)



















