町田、リーグ戦8連勝で暫定首位浮上 G大阪に3-1快勝…公式戦11連勝でクラブ記録更新

G大阪戦に臨んだ町田・黒田剛監督【写真:徳原隆元】
G大阪戦に臨んだ町田・黒田剛監督【写真:徳原隆元】

林幸太郎が勝ち越しゴール、勝ち点49で京都を抜いて暫定首位に浮上した

 J1リーグは8月20日に第30節のFC町田ゼルビアとガンバ大阪の一戦を行った。リーグ戦7連勝中と好調の町田は6試合ぶりの失点こそ喫したものの3-1で勝利。暫定ながら首位に立っている。

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 試合が動いたのは前半17分、ホームの町田が先手を取る。左からMFナ・サンホが入れたCKがペナルティーエリア内で待ち構えていたDF昌子源にピタリと合う。昌子はジャンプせずに狙いすましたヘディングシュートを放ち、今季初ゴールでチームに先制点をもたらした。

 リードされたG大阪は前半39分にFW宇佐美貴史のボール奪取からチャンスを作り、右サイドからの折り返しを最後はMF奥抜侃志が右足で合わせたが、大きく枠を外れた。対する町田も追加点を狙い、同45分には高い位置でボールを奪うとFW西村拓真がミドルシュートでゴールを狙ったが左に逸れた。G大阪はATに右サイドからの折り返しを宇佐美が狙う場面もあったが、シュートは枠に飛ばず。前半は1-0のまま終了した。

 後半に入り1点を追うG大阪に攻め込まれる場面もあったが、後半12分に宇佐美のシュートをGK谷晃生が枠外に弾くなど、ゴール前で堅い守りを見せて得点を許さなかった。しかし同16分、中盤でボールを失って速攻を受けると、2次攻撃からFWデニス・ヒュメットにゴールを決められて同点に追いつかれてしまう。

 3試合ぶりにゴールを挙げたG大阪が勢いづくなか、後半28分にもウェルトン、ヒュメットの前にGK谷が立ちはだかり、連続シュートストップ。GK谷は直後の宇佐美のシュートも防ぎ、最少失点を保った。

 守護神の活躍に応えたい町田は、後半34分にロングボールをFWオ・セフンがヘッド。これをGK一森純が弾くと、ゴール前に詰めたMF林幸太郎が押し込み、ホームの町田が再び2-1と勝ち越した。直後に町田はG大阪から加入したばかりのMFネタ・ラヴィを投入した。

 さらに後半43分にPKを獲得した町田は、西村がゴール右隅にPKを決めてリードを広げる。G大阪を突き放した町田は、このまま3-1でリーグ戦の連勝を8に伸ばすとともに勝ち点49とし、京都を抜いて暫定首位に浮上。公式戦でも11連勝とクラブ記録を更新した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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