23歳日本人のCLメンバー外は「簡単」な決断 “経験不足”を監督指摘「ローン移籍も視野に入れる」

稲村に現状にロジャーズ監督が言及
スコットランド1部セルティックは、今夏の移籍市場でアルビレックス新潟からDF稲村隼翔を獲得した。稲村はプレシーズンマッチで評価を高めてきたが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーからは除外された。
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CL予選プレーオフでカザフスタンのカイラトと対戦するセルティックだが、8月15日に行われたリーグカップ2回戦のフォルカーク戦(4-1)でベンチ外になった稲村は、CL登録メンバーからも外れることとなった。
スコットランドメディア「デイリー・レコード」によればブレンダン・ロジャーズ監督は稲村をメンバー外にする決断が難しかったかを問われると「とても簡単だった。彼はクオリティがまだ私の求める基準に達していない。イナについては、チームに加えてどれくらいのレベルかを確認するもので、レンタル移籍に出すことも視野に入れた。プロとしてまだほとんど経験がないからね」と、説明を続けたという。
そして「彼はセンターバック兼左サイドバックで加入した。だが、彼の守備のクオリティは、ラミネ・ヤマルのような選手と対峙させなければいけない時、私は彼を送り出すことはできない。それくらい単純なんだ。だから彼は入らなかった」と、説明したという。
ロジャーズ監督は、まだ稲村について懐疑的なようだ。「彼はいくつかの良い試合をした。コーク戦、クイーンズパーク戦のようにね。だが、現実的にそのレベルのプレーでは、80%のボール保持ができる。ボールを保持しながら、同時に守れる選手を育てなければいけない。もしかするとローン移籍も視野に入れながら経験を積ませ、この数年でそれが実現することを願っている。だが、今、今の段階ではそれで彼はメンバー入りしていない。それくらい単純なことだ」と、23歳のDFが成長することに期待した。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















